仙川工場では,主にマヨネーズを作っているそうです.見学は午前十時から始まり,説明と15分のビデオ上映の後,割卵機(かつらんき)とマヨネーズを容器に入れる製造ラインの2ヶ所を見学しました.一番興味を持ったのは,やはり割卵機です.卵の殻を割り,黄身と白身を分けて黄身だけ集める機械です.一分間に600個の卵を割ることができるそうです.黄身がくずれてしまった卵のものは,人が手で取り除くということでしたが,実際見てみると黄身が崩れる卵が結構あるようにみえました.この分別作業も自動化できればいいのにと思いましたが,卵にも個体差があるでしょうから,卵を割る力とか遠心力を出すための送り速度などのパラメータの設定は難しいでしょうね.やはり個体差が小さい良質の卵を安定して用意できることが大事ということでしょうか.自然の材料を使う食料品の製造ならではの難しさがありますね.見学会は45分ほどで終わり,最後にお土産をもらって帰りました.


