あるがままを受け容れる

が，3日の『【日めくり】2020年版 日々のことば 松下幸之助「心意気」』のことばでした．「自分から遠ざけたい現実を押しやろうとしても、知らぬまにまた自分の近くに戻ってくる。それならば、これも何かの縁と心を定めて、あるがままを承認し、受け入れよう。冷静に状況を把握し、熟考すれば、対処の方法もおのずと見えてくるに違いない。」という解説が沿えられていました．英訳は，"Accept things as they are." でした．

　結局，現実から逃げることはできませんからね．受け容れるしかありません．悪いことばかりでなく，何かしら得ることもあるだろうと，前向きに向き合いたいものです．

JSPE IMS専門委員会 2021年度 総会＆特別講演会

　今日の午前中は，「精密工学会 総合生産システム(IMS)専門委員会」の総会と特別講演会に参加しました．どちらもオンラインで開催されました．

　9時30分からの総会では，昨年度の活動報告と今年度の活動予定が説明されました．この委員会の工場見学をいつも楽しみにしていたのですが，昨年度は一度も開催することができませんでした．同じように委員会を預かる立場として，委員長の苦悩は良く理解できます．今年度はオンラインのイベントを積極的に行うということで，私もできるだけ参加したいと思います．

　10時30分からの特別講演会では，岡山県立大学 特任教授 渡邉富夫先生が，「心が通う身体的コミュニケーションシステム」という題目で講演されました．久しぶりに本当に楽しい講演を拝聴したような気がします．オンラインにまみれた現状の中で，自分がどのようなコミュニケーションを求めているのか考えさせられました．何気ないジェスチャーやあいずちって，本当に大事なんですね．本気で「ペコっぱ」が欲しくなりましたが，今では入手は難しそうですね...orz

　関西の皆さんと会えること楽しみにしていたこの総会ですが，今年も皆さんとお会いすることができませんでした．来年こそは対面で開催できるといいな．忙しくて行けないかもしれませんが．

令和三年六月の朔日参り

　今日は６月１日ということで，布多天神社に朔日参りをしてきました．先週からずっと悩まされている懸案事項が好転するよう祈念しました．なんだか，自分は失敗しないと分からない性分みたいです．本当に困ったものです．

　今月の「金勝みくじ」を引いてみたところ，結果は「中吉」でした．大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶 なので，先月の吉から１ランクのダウンとなりました．自己流に固執して失敗する懸念があるということですが，まさにそれが原因で失敗しそうな状況です．今からでも改めたいと思います．

　くじと一緒に一つずつ入っている「金運縁起物」と「勝運縁起物」は，それぞれ「福徳招来」の「打ち出の小槌」と「勝利運上昇」の「昇鯉（しょうり）」でした．なんだか，カープファンが喜びそうな縁起物なので，かぶったら知り合いのカープファンにプレゼントしようと思います．

　東京都神社庁が毎月発行している格言集 「生命の言葉」．令和三年六月の言葉は，武家政権の最初の武家法「御成敗式目（ごせいばいしきもく）」でした．

　神は人の敬に依りて威を増し
　人は神の徳に依りて運を添ふ

「神さまを敬う人の 純真な真心にふれ 神さまのご威光は さらに輝きを増し 神さまの広き厚きご神徳のご加護で 人は導かれ運を開く　神さまと人は 一方通行ではなく お互いがお互いを 高めあう存在である」という解説がパンフレットの裏に書いてありました．神さまと人が双方向の関係とは恐れ多いことです．