2013年6月22日土曜日

宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン

を観に,平成25年6月22日土曜日の夕方は,夫婦で新宿ピカデリーに行って来ました.今回は,個人的には一番楽しみにしていた,ドメル将軍とのガチンコ勝負! 戦闘シーンは,前作など足元にも及ばないほど迫力満点のものでした.ドリルミサイルの登場が,前作を踏襲していて嬉しかったですね.あっけなさすぎると感じた,第一,第二,第三,戦闘の4空母のやられっぷりも,基本的には前作と同じでしたが,一隻分については,なかなかよい脚色が入っていて,感じ入りました.
国連宇宙海軍 連合宇宙艦隊 メ号作戦セット
 ネタバレになるので,あまり詳しくは書きませんが,森雪の処遇については,「ヤマトよ永遠に」 を連想するような内容で,個人的にはあまり共感できません.波動エンジンではなく,どうしてコスモクリーナーの設計図ではなかったのか? という疑問への回答など,前作の不備を補完しようとする姿勢はよいのですが,やはり,中途半端である印象は拭えません.そして,本作のドメルは,ちょっとあっさり塩味だったように感じます.第三艦橋ぐらい,ドメルにくれてやってもよいのではないかと思いました.でないと,ドメル,ちょっと無駄死に,みたいな?
 前作の内容は,かなりシンプルだったような記憶があります.2199では,新しいキャラとそれにまつわるエピソードが加えられ,かなり盛りだくさんの内容になっています.2199,確かに悪くはないと思うのですが,なんとなくスッキリした気分になれないのは,前作を美化しすぎているからかもしれません.次回の最終第七章の上映開始は8月24日.もちろん,劇場で見る予定です.
今日から配布された「紫陽花・森雪」ポストカード

2013年6月21日金曜日

協会と学会,本業と副業

 「協会(きょうかい)」 とは,「ある目的のために会員の協力で設立・運営される会。」 協会という組織は,個人のためにあるのではない.一人では,何もできない.一社でも,何もできない.個人や組織をまとめて,大きな事を成す.それが,協会の役割だと思います.目的のない協会は,求心力を失うでしょう.

 「学会(がっかい)」 とは,「それぞれの学問分野で、学術研究の推進・発展などを目的として、研究者を中心に運営される団体。また、その集会。」 学会という組織は,研究者,すなわち,専門家のためにあるわけです.利益なんて,出るハズはないでしょう? 余計なことばかりしているから,専門家からそっぽを向かれるんですよ.

 大学人の立場は,とっても複雑です.「個人としての業績と、組織の中での役割を混同しちゃう。もしくは前者で実績のある人を組織が担ぎ上げちゃう。」 私だって人間ですから,頼られれば力になりたいと思います.尊敬する先生から,「頼まれたら,断らないのが工学者」 と教わりましたからね.しかし,専門家は,自分自身の仕事で勝負すべきだと思います.要は,本業と副業を混同しないということですね.ということで,本業を全力,副業も全力で,取り組んでゆきたいと思います.

2013年6月20日木曜日

満員電車で寿命を縮める(2回目らしい)

 昨日までの型技術者会議2013の会場では,満ち足りた気分に包まれていましたが,往復の満員電車は,相変わらず最悪でした.というより,ますます悪化していると思いました.原因は,スマホだと思います.
 私も,車内でヒマな時は,携帯電話をいじることがありますが,満員電車ではポケットにしまって,腕を下ろすことにしています.当然ですよね? ところが,彼らは絶対にスマホをしまおうとはしないんだな,これが.
 火曜日の朝の京王線の車内で,私の前に立っていた中年男性は,ひどい老眼なのか,信じられないくらいの距離まで腕を伸ばしてスマホを固定した姿勢を,頑として崩そうとしませんでした.私の後ろに立っていた女性は,自分のスマホのポジショニングが気に入らなかったのか,私にものすごい舌打ちして左向きに回頭したところ,その先の人と言い争いになりました.右奥に立っていた高校生ぐらいに老けたお子様は,明らかにワザとではないうえに,触ったぐらいの男性に向かって体を向け直し,非難モード全開の態度で睨みつけていました.
 そんなに非人道的なことをしなければならないくらい大事なことを,満員電車の中でするんじゃないよ! と思いましたが,もしかすると,あまりにも満員電車での生活が辛いので,気を紛らすためにスマホに熱中しているのかもしれませんね.どちらにしても,あまりにも残念な世界を創出しているスマホと満員電車のコラボレーション,可能な限り避けて生きてゆきたいと思います.

型技術者会議2013二日目

 平成25年6月19日水曜日は,「型技術者会議2013」 の二日目,私は10時から行われた 特別セッション②「こんな会社で働きたい(働いています)」 のコーディネータとして,ディスカッションの司会進行を務めました.登壇していただいた7名の若手技術者の皆さん(うち1名は,私の研究室のOB)は,どなたも高いポテンシャルを持っているということが,ディスカッションを通してよく分かりました.彼らは,これから同じ時代を共有しながら,各企業で活躍すべき貴重な人材です.彼らのような技術者が,腹蔵なく議論できる機会を,これからの型技術者会議でも提供できればと思います.私自身も,教員になったころの初心を思い出しました.

 13時からは,特別セッション③「ものづくりなでしこ流現場の盛り上げ方!」 を聴講しました.女性経営者3名の方をパネリストとした議論でしたが,男女の差は,腕力だけなのかもしれません.結婚⇒出産を経ても働き続けることの難しさ,女性が働き続けられる職場環境を整備することの重要性を痛感しました.優秀な日本の女性が活躍できないことは,製造業にとっても大変な損失だと思います.これも,これからの型技術者会議で取り上げ続けるべきテーマでしょう.

 15時10からは,特別企画 夜まで型会議!!「日本の型づくりをどう盛り上げるか?~経営、人材、そして教育の多様化~」 を聴講しました.登壇者は,樹脂やプレスの金型企業の若手経営者,ものづくり中小企業の女性経営者,型技術を教育・研究する大学教員,工作機械企業の金型技術者,そして,自動車企業の金型技術者 兼 型技術者会議2013 実行委員長と,実に多種多様です.盛りだくさんの内容でしたが,総合司会を務められた東経大のYMMT先生の綿密な準備により,うまくまとめられた内容だったと思います.

 閉会式の後,後夜祭,2次会と参加しながら,素晴らしいイベントの運営に関わることが出来た幸運を噛み締めていました.3回の実行委員会のうち,2回も欠席するという,ダメダメな副実行委員長でしたが,最後になって一体感の仲間入りが出来たように感じています.型技術者会議2013実行委員会の皆様,本当にお世話になりました.心より御礼申し上げます.

 それでは皆さん,来年は「型技術者会議2014」でお会いしましょう!

2013年6月18日火曜日

型技術者会議2013初日

 平成25年6月18日火曜日は,「型技術者会議2013」 の初日,実行委員会の一員として,8時30分に会場の大田区産業プラザPiOに到着,カメラマンとして写真を撮りながら,各講演室の確認,講演者のトラブル対応,型技術誌編集委員として秘密のお仕事などの後,11時からは理事会に出席と,くるくると踊るように動きまわった午前中でした.

 13時からのオープニングセレモニーの後に行われた特別講演は,これまでの型技術者会議を踏襲して,従来の会員の皆様への満足度を上げるために練り上げられた 「金型祭りで座談会!ワッショイ金型~次世代自動車なのだから、次世代金型を作ろうよ!~」 国内自動車メーカの取締役4名の方に登壇いただき,日本の金型産業の将来について,パネルディスカッション形式で討論がなされました.
 大変素晴らしい座談会でした.「人が組み上げることが前提となっている,フォード時代からのクルマの作り方を見直す」「材料を替えることによる新技術の創出」「大量生産向けではないが,十分なスペックを持ち,少量生産のお試しができる次世代金型」 やはり,一つのテーマについて,一角の人物ばかり4名の意見を聞けるというのは,大変な贅沢だと思いました.
 そして,どなたも人材育成について,大変な危機感を持っていることが伝わってきました.とにかく挑戦すること.「本当に出る杭は,打たれてもなお出るのさ!」 与えられた枠にとらわれないこと.新しい価値を生み出すのが技術屋の仕事.本当にたくさんの気付きをいただきました.登壇者の皆様に,心より御礼申し上げます.

 夕方から行われた懇親パーティーは,大盛況でした.最近,Facebook友達の中小企業の人達が,たくさん参加してくれるようになりました.本当に,ありがたいことです.大手メーカの方と中小企業の方が交流している様子を見ながら,この型技術者会議のミッションが明確に見えたような気がしました.実行委員長のTOKさんがおっしゃったように,毎年,ものづくりな人達が一堂に会して,ものづくりについて議論する場になればと思います.もはや,「金型」 という枠すら不要かもしれませんね.

型技術者会議2013開幕前夜

今日は,明日(と言っても,今日になってしまいましたが)開催される予定の型技術者会議2013の準備のために,大田区産業プラザPiOに行って来ました.久しぶりに降り立つ京急蒲田駅は,まったく別の駅のように感じました.近隣の幹線道路も開通したようで,その変貌ぶりに目を見張る思いでした.
今回は,準備作業から参加してくれる企業委員の方が多かったためか,いつもに増して作業がはかどったような気がします.協力していただける企業委員が多いのも,今回の実行委員会の特徴かもしれません.
作業終了後,京急蒲田駅近くの韓国料理の店で,決起集会を行いました.個人的には,この型技術者会議の3日間は,まるで合宿のような気分です.個人的な感傷に浸るのは厳禁,今日からの運営に全力を尽くしたいと思います.

関連ランキング:韓国料理 | 京急蒲田駅蒲田駅梅屋敷駅

2013年6月16日日曜日

電子書籍の時代ですかね?

 金曜日の夜から,ゴルフ漫画を1巻から15巻まで通読しました.昨日,ゴルフ練習場に行ったのは,この漫画の影響です.相変わらず影響されやすい自分の性格には,呆れるばかりです.この漫画,15巻までは古本屋で買いそろえたのですが,最近,古本を買うことに対して,Facebook上でプレッシャーを感じるようになってしまいました(笑)
  今日,15巻まで読み終えたところで,続きがどうしようもなく気になってしまったので,Amazonで検索してみたところ,Kindle版が出ていたので,試しに買ってみることにしました.無料のKindleアプリをインストールすれば,iPadでもKindle書籍を読むことができます.私のiPadは,3年前に購入した初代iPadなので,印刷された書籍と比較すると,どうしても解像度が粗いような気がしますが,Retinaディスプレイを採用している最新のiPadで見れば,何の問題もないのでしょう.
  紙の本の価格が510円のところ,Kindle版の価格は420円でした.この漫画,まだ連載が続いているようで,最新は59巻ということですから,あと30冊以上も揃えなければなりません.正直,もう少し安くなって欲しいところですが,おそらく,理由があるのでしょう
 電子書籍のメリットは,何冊買っても端末に収まるという省スペースだと思います.そのうち,子供の頃から個人のタブレット端末を持つようになり,教科書などは電子書籍で提供されるようになるかもしれません.これからの出版関係の動きに注目です.