最近,日曜日の9時から放送されている,TBS開局60周年記念 日曜劇場「南極大陸」を見ています.このドラマについては,そのうち投稿することになりそうです.影響されやすい私は,中島みゆきさんが歌っている主題歌「荒野より」を iTunes Store で購入し,愛用している初代iPad聴いていましたが,南極とのからみで,2000年からNHKで放送されていた「プロジェクトX ~挑戦者たち~」を思い出し,その流れでオープニング曲の「地上の星」と,エンディング曲の「ヘッドライト・テールライト」も購入してしまいました.「ヘッドライト・テールライト」を聴いていると,思わず口ずさんでしまうと同時に,なんだか泣けてきます.
プロジェクトXは,戦後のさまざまな開発プロジェクトなどが直面した難問を,どのように克服し成功に至ったかを紹介するドキュメンタリー番組です.Webで調べているうちに,この番組は2005年いっぱい200回近くまで続いていたことを知りました.私は初期の以下のタイトルのものが特に印象に残っていて,DVDまで購入しているものもあります.
第16回 「翼はよみがえった(前編) YS-11・日本初の国産旅客機」
第17回 「翼はよみがえった(後編) YS-11・運命の初飛行」
# 東條輝雄のリーダーシップに感銘を受けました.
第28回 「ロータリー47士の戦い 夢のエンジン・廃墟からの誕生」
第29回 「ル・マンを制覇せよ ロータリーエンジン・奇跡の逆転劇」
# ロータリーエンジンの甲高い起動音が忘れられません.
第30回 「つっぱり生徒と泣き虫先生」
# 山口先生は,教育者としてのお手本です.
第40回 「運命の船『宗谷』発進」
第41回 「極寒・南極越冬隊の奇跡」
# 「やる前からダメだとあきらめる奴は,一番つまらん人間だ」
第51回 「日本初のマイカー・てんとう虫 町を行く」
# 「がんばれ,ねじり棒ばね」
この番組が人気があったのは,おそらく,大きな目標に向かって全員が一丸となって挑戦する姿に共感する人が多かったからではないでしょうか.今の日本は,誰もが共感できるような分かりやすくて大きな目標が見えにくくなっているような気がします.国民全員で「食料自給率120%達成」を目指すなんて,分かりやすくていいと思うのですが,ダメですかねぇ.
2011年11月5日土曜日
2011年11月4日金曜日
今日は小ネタで勝負です(8回目らしい)
今日は忙しくしていましたが,ブログで取り上げるようなまとまった出来事がなかったので,久しぶりに小ネタで勝負です.
どんなに正しいことでも,言い方があると思います.特に,仕事上の話では,同僚が失敗しても,それから良い仕事をしてもらえうように,悪気がないならばコメント程度にしておきたいと考えています.相手の気持をボッキリ折ってしまうような言い方は逆効果ですね.大勢の前やメーリングリストで個人を攻撃するような「ニワトリ会議」,言語道断です.
講義中に携帯電話をいじっている学生を見かけますが,まったく感心しませんね.最近お会いしたある大学の先生は,講義中に携帯電話をいじっているのを見つけたら,その講義が終わるまで携帯電話を没収しているそうです.講義中につぶやいている学生がTLに散見されますが,何を考えているのでしょうね.
横浜市戸塚区で採れたしいたけから,放射性物質が検出されたというニュースを聞きました.私の実家は戸塚の近くで,父は仕事を辞め,車も手放して,借りた畑で野菜を作ることを楽しみに暮らしています.先週会食した時も,手提げ袋いっぱいの野菜をお土産に持ってきてくれました.なんだかやるせないですね.被災した農家の人達の気持ちが,やっと分かったような気がします.
どうも,暗い話題ばかりですいません.書くことがないなら,無理して書かない方がいいかもしれませんね.
どんなに正しいことでも,言い方があると思います.特に,仕事上の話では,同僚が失敗しても,それから良い仕事をしてもらえうように,悪気がないならばコメント程度にしておきたいと考えています.相手の気持をボッキリ折ってしまうような言い方は逆効果ですね.大勢の前やメーリングリストで個人を攻撃するような「ニワトリ会議」,言語道断です.
講義中に携帯電話をいじっている学生を見かけますが,まったく感心しませんね.最近お会いしたある大学の先生は,講義中に携帯電話をいじっているのを見つけたら,その講義が終わるまで携帯電話を没収しているそうです.講義中につぶやいている学生がTLに散見されますが,何を考えているのでしょうね.
横浜市戸塚区で採れたしいたけから,放射性物質が検出されたというニュースを聞きました.私の実家は戸塚の近くで,父は仕事を辞め,車も手放して,借りた畑で野菜を作ることを楽しみに暮らしています.先週会食した時も,手提げ袋いっぱいの野菜をお土産に持ってきてくれました.なんだかやるせないですね.被災した農家の人達の気持ちが,やっと分かったような気がします.
どうも,暗い話題ばかりですいません.書くことがないなら,無理して書かない方がいいかもしれませんね.
2011年11月3日木曜日
秋のゴルフ練習場


T先生の歓迎会

2011年11月2日水曜日
「(株)長津製作所」を見る


Mさんによる会社概要の説明の冒頭で,これまで圧倒的な金型輸入国だと思われていた中国が,2009年から世界最大の金型輸出国になっているという話をされました.日本への輸出は少ないだろうとのことですが,東南アジア諸国にはかなりの数が輸出されているようです.この会社は,カメラや携帯電話の部品の金型を得意としてきたのですが,これらの仕事も急減しているそうです.
昔のフィルムカメラは,機構を収めるために複雑な形をした部品が多かったのですが,デジタルカメラは,レンズ周り以外は簡素な構造になりました.だから小型化できたわけですが,金型の製作は容易になりました.携帯電話も,スライド式や折りたたみ式のものがもてはやされる時代が続きましたが,最近流行りのスマートフォンの筐体は可動部分がほとんどなくなってしまい,金型としては簡単なもので済むようになりました.今をときめくiPhoneの筐体は金属の削り出しですから,金型は必要ありません.日本でしかできないという仕事そのものが,急減しているというわけです.
このような中で,長津製作所はカメラの鏡筒の射出成形金型でアピールしています.鏡筒とは,レンズを取り付ける筒のことで,カメラのズーム機構を構成する重要部品です.筒の内側に,ヘリコイドやカムを設けるためのアンダーカットがあります.このアンダーカットを外すために,金型は内径多スライド構造となります.非常に複雑な構造となるだけでなく,光学部品を成形するため,高い精度が求められます.日本でしか製作できない,高付加価値金型の一つと言えるでしょう.最近は,より小さい「小径鏡筒」の成形にも挑戦しているとのことです.
営業技術部の方による3D CAD/CAMと樹脂流動解析ソフトを活用した設計に関する講演も,興味深い内容でした.フロントローディングとは,業務の初期工程(フロント)に負荷をかけ(ローディング),作業を前倒しで進めることですが,この会社では初期設計の段階で徹底的に検討を重ね,金型の完成ではなく,量産の開始を早くすることを目指しています.どんなに早く安く金型を作っても,後で修正や調整などで時間と費用がかかるようでは本末転倒です.分かっているつもりでも,忘れてしまいがちですね.
技術交流会の趣旨は工場見学なのですが,今回は話題提供の内容に注目してみました.
2011年10月31日月曜日
型技術者会議2012 第1回実行委員会
に出席するために,今日の午後は芝浦工業大学の芝浦キャンパスに行って来ました.私は長い間,この実行委員会の幹事を務めてきましたが,今回は副実行委員長を拝命いたしました.しかし,幹事の時のように議事録を作製する必要はありませんし,何と言っても,私が最も苦手としてきた懇親会の司会をする必要もありません.正直に申し上げて,居なくてもよいのではないかと思いますが,大会当日は研究室の学生と一緒に,会議の運営に全力で協力したいと思います.
今回の実行委員長は,大阪大学の高谷先生です.高谷先生がまとめられた日本の製造業の現状は以下のとおりです.非常によくまとまっていると思いましたので,そのまま掲載させていただきます.
(1) グローバル化の拡大と海外生産拠点現地化の急進展
(2) 既存産業を中心にすでに始まっている開発の一部海外シフト
(3) 急速に高まりつつある「日本のものづくり空洞化」の危機感
(4) 国内での新産業への期待と停滞への焦燥感(規模,スピードともに)
(5) 失われた20年と若者が喪失した「ものづくりへの夢、憧れ」
(6) 迫られる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP/FTA)への対応
(7) 負のスパイラル:海外シフト—空洞化—人材不足—技術力低下—海外シフト
以上のように暗いだけの現状に対して,今回の型技術者会議2012は,『日本の技術について,日本の技術者について,「議論」するのではなく,「語り合い」そして「発想・創造」する型技術者会議』と位置づけ,テーマは以下のようになりました.
「日本の技術躍進のために。最先端型技術と人材の創出」
非常に前向きで,キャッチコピーとしても適切だと思います.事前に行われた幹事会でも,古いものに固執するよりも,新しいものを創造することをアピールしたいという方向で進めることになっていました.「対応」⇒「守り」よりも,「新造」⇒「攻め」ということです.この方針に沿って,委員の皆さんが分担して進めることになった,基調講演,特別企画,特別セッションの企画に,期待していただきたいと思います.
今年の6月に開催された型技術者会議2011は,3月の震災後の開催ということで,集客が危ぶまれていました.結果的には,例年どおりの規模で開催することができましたが,おそらく,どの企業も苦しかったのではないでしょうか.震災に負けず,業界を盛り上げたいという気持ちから,協力してくれたのではないかと思います.しかし,前述の高谷先生の見解にもあるとおり,震災以降の状況は好転しているとは思えません.来年の6月に,今年と同じ,あるいは更に悪化している状況にあったとしても,現状に負けないという気持ちでいられるかどうか.私は,来年こそ震災に対する真価が問われるのではないかと考えています.「日本の製造業は,震災に負けなかった」とアピールできるような「型技術者会議2012」になるよう,尽力したいと思います.







今回の実行委員長は,大阪大学の高谷先生です.高谷先生がまとめられた日本の製造業の現状は以下のとおりです.非常によくまとまっていると思いましたので,そのまま掲載させていただきます.
(1) グローバル化の拡大と海外生産拠点現地化の急進展
(2) 既存産業を中心にすでに始まっている開発の一部海外シフト
(3) 急速に高まりつつある「日本のものづくり空洞化」の危機感
(4) 国内での新産業への期待と停滞への焦燥感(規模,スピードともに)
(5) 失われた20年と若者が喪失した「ものづくりへの夢、憧れ」
(6) 迫られる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP/FTA)への対応
(7) 負のスパイラル:海外シフト—空洞化—人材不足—技術力低下—海外シフト
以上のように暗いだけの現状に対して,今回の型技術者会議2012は,『日本の技術について,日本の技術者について,「議論」するのではなく,「語り合い」そして「発想・創造」する型技術者会議』と位置づけ,テーマは以下のようになりました.
「日本の技術躍進のために。最先端型技術と人材の創出」
非常に前向きで,キャッチコピーとしても適切だと思います.事前に行われた幹事会でも,古いものに固執するよりも,新しいものを創造することをアピールしたいという方向で進めることになっていました.「対応」⇒「守り」よりも,「新造」⇒「攻め」ということです.この方針に沿って,委員の皆さんが分担して進めることになった,基調講演,特別企画,特別セッションの企画に,期待していただきたいと思います.
今年の6月に開催された型技術者会議2011は,3月の震災後の開催ということで,集客が危ぶまれていました.結果的には,例年どおりの規模で開催することができましたが,おそらく,どの企業も苦しかったのではないでしょうか.震災に負けず,業界を盛り上げたいという気持ちから,協力してくれたのではないかと思います.しかし,前述の高谷先生の見解にもあるとおり,震災以降の状況は好転しているとは思えません.来年の6月に,今年と同じ,あるいは更に悪化している状況にあったとしても,現状に負けないという気持ちでいられるかどうか.私は,来年こそ震災に対する真価が問われるのではないかと考えています.「日本の製造業は,震災に負けなかった」とアピールできるような「型技術者会議2012」になるよう,尽力したいと思います.








2011年10月30日日曜日
顔見知りが消えました
自宅マンションの西に,木材を扱っている会社があります.その敷地に,5階まで届こうかという大きな木がありました.先週,この会社の敷地が更地になり,何かを祀ってあったと思われる祠も取り壊されました.悪い予感がして,撮影したのが以下の写真です.

悪い予感は的中し,木曜日の朝,木は以下のようになっていました.

翌日の金曜日の朝の様子から,全ての枝が切り落とされ,木が排除されることは明確となりました.

今日の朝見てみると,根を除去するために,ショベルカーで大穴が掘られていました.

このマンションに住むようになってから2年間,西の窓を見れば必ず見えていた大きな存在が,一週間で消えてしまいました.真夏の太陽の下,青々とした葉が風に揺れていた様子を忘れることができません.妻が寂しそうに言いました「顔見知りだったんだよ」.我が家の西側の景色は,ずいぶんと寂しいものになってしまいました.

悪い予感は的中し,木曜日の朝,木は以下のようになっていました.

翌日の金曜日の朝の様子から,全ての枝が切り落とされ,木が排除されることは明確となりました.

今日の朝見てみると,根を除去するために,ショベルカーで大穴が掘られていました.

このマンションに住むようになってから2年間,西の窓を見れば必ず見えていた大きな存在が,一週間で消えてしまいました.真夏の太陽の下,青々とした葉が風に揺れていた様子を忘れることができません.妻が寂しそうに言いました「顔見知りだったんだよ」.我が家の西側の景色は,ずいぶんと寂しいものになってしまいました.
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