2013年9月12日木曜日

2013年度精密工学会秋季大会 初日

 今日から3日間,大阪府吹田市にある 「関西大学 千里山キャンパス」 で開催される,「2013年度精密工学会秋季大会」 に参加します.新大阪からの移動の途中で,吹田駅近くにある 「片山神社(かたやまじんじゃ)」 を参拝して,充実した学会になるように祈念しました.良い神社でした.いつの日かまた,参拝したいです.

 午後からA室で行われた 「工作機械の高速高精度化」 のセッションを聴講していたのですが,トイレに行こうと15時頃に退室したところ,4人の先生から次々と話しかけられて,講演室に戻ったのは16時40分でした.でも,とても有意義な議論ができたので,よかったと思っています.やっぱり,学会はいいですね.

 夜は,同じホテルに泊まっている研究室の学生2人と一緒に,西中島南方駅前に繰り出し,たこ焼き&串かつの大阪フーズを堪能しました.特に,いわしとしいたけの串かつが美味しかった!この串かつの店,土曜日の夜にも来たいと思います.
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2013年9月11日水曜日

2013年度精密工学会秋季大会 開幕前夜

 明日,平成25年9月12日(木)から14日(土)まで,大阪府吹田市にある 「関西大学 千里山キャンパス」 において,「2013年度精密工学会秋季大会」 が開催されます.私は,明日の午前中に大阪に移動し,午後から会場入りする予定です.初日の予定は,特になし.夜は大阪の食べ物を楽しみたいですね.

 2日目の「13日の金曜日」は,朝一に行われる 「多軸制御加工計測(1)」 のセッションで,本研究室の修士1年の学生2名が発表を行います.お昼は,来年の7月に金沢で開催される国際会議「ICPE2014」 の実行委員会に出席.13時20分から 「多軸制御加工計測(3)」 のセッションの座長を務め(代議員会議は欠席),特別講演を聴講した後,夕方から懇親会に参加.2日目は超多忙となりそうです.

 3日目の14日土曜日は,研究分担者となった科研費の打ち合わせがお昼に予定されています.14時からは,2日目に発表した学生が参加する 「ポスターセッション」 を見学.15時20分から行われる 「ベストポスタープレゼンテーション賞表彰式&懇親交流会」 にも参加させていただきます.この日まで大阪泊.

 15日の日曜日は,学会関係者によるゴルフコンペに参加.最年少&一番下手であることは確定済み.すごいプレッシャー.ラウンドするコースを調べてみたところ,難易度はかなり高そう.一緒の組の皆さんの迷惑にならないように頑張ります.でも,今回のドライバーには,ほんの少し,期待しています.

 その他,今週末が〆切の原稿を書いている学生を遠隔で指導しながら,来週末が学内〆切となっている科研費の研究計画調書を書かなくては! いやはや,とっても充実した学会になりそうです.

2013年9月10日火曜日

ほんと… 体育会系かもね…

 NHK総合テレビで,毎週月曜日の午後10時~10時48分に放送されている,今と未来を描くドキュメンタリー 「プロフェッショナル 仕事の流儀」,昨晩,2013年9月9日の放送は,「育ての流儀スペシャル」 でした.大学教員の私は,教育者でもあるいう自覚もあるので,このような内容の番組は,思わず見てしまいます.

 ダルビッシュ有や田中将大らを育てた投手コーチ・佐藤義則さん.『すべては「納得」から始まる。実際にやらせて実感させることで、選手を納得させていく。』 これは,耳が痛いところでした.学生にやってもらっていることは,自分では経験したことのないことばかりですから.でも,研究に対する取り組み方については,口うるさく指導しているつもりです.

 オリンピック2大会連続2種目金メダルの北島康介選手をはじめ,日本競泳陣の活躍を支える競泳コーチ・平井伯昌さん.『嘘で褒めない、率直であれ』 この方針は,とても共感できます.私が,学生を褒めることは,ほとんどありません.ほとんどの結果は,想定内ですから.反対に,出来ていないことは,出来ていないとハッキリ言いますし,慰めたりもしません.出来ていないことを認めるような態度は,当人のこれからに対して無責任だと思うのです.

 1,000年以上にわたって受け継がれてきた宮大工の世界で“鬼”と呼ばれた名工に育てられた名棟梁(とうりょう)・菊池恭二さん.『なにげない質問に対して、師匠は鋭く「お前の考えは、どうなんだ?」 と聞き返してきた』 この方針にも,共感できます.私も,学生に質問されると,「自分で,どこまでやったんだ?」 と聞き返すようにしてますから.でも,最近は面倒になって,すぐに自分の考えをベラベラと喋っているような気がします.ここは一つ,初心に帰って,突き放すことにしますか.

 番組では,教育を本業とし,学生に寄り添ったり,背中を押したりしている,二人の先生のエピソードも紹介されていたのですが,あまり共感できませんでした.そして,教師と教え子という関係よりも,師弟関係の方に共感している自分は,結局,体育会系なんだなと思いました.

 大学で,私に関わることになった学生の中には,体育会系のやり方に馴染んでいない人もいると思いますが,長くても数年なので,これも一つの経験と考えて,お付き合いいただけると幸いです.

2013年9月9日月曜日

秋の風だ.今年も来た.

 昨晩は大変涼しく,窓を閉めたうえに,毛布をかけた状態で熟睡しました.今日も,朝から涼しく,日中,扇風機は使いましたが,エアコンを使わなくても,快適に過ごすことができました.秋の気配を実感しています.

 振り返ってみれば,異常な猛暑のため,今年の夏の過ごし方は,大きく変化してしまいました.昨年は,真夏でも神社仏閣巡りを楽しんでいましたが,今年はとてもそんな気分にはなれず,博物館や映画館に退避せざるを得ませんでした.エネルギッシュで前向きになれる夏は,春の次に好きな季節だったのですが,これからの夏は,いかに乗り切るかを考えながら過ごす,つらい季節になるのかもしれません.「冬ごもり」 ならぬ,「夏ごもり」 と言ったところでしょうか.

 一方,つらい夏を越えて迎える秋に対する期待が,大きく膨らみつつあります.「スポーツの秋」⇒ ゴルフ,行きたい.「食欲の秋」⇒ 冷たい食べ物から,熱い食べ物へ.「芸術の秋」⇒ 窓を開けて換気ができるようになるため,プラモデルを再開.「行楽の秋」⇒ 神社仏閣巡りも復活.そして何よりも,本業が一番大事,メンバ全員の来年度の進路が確定した研究室は,2月の発表に向けて,研究活動に邁進します.

 やりたいことと,やるべきこと,一致するのか,しないのか.色々と,てんこ盛りの秋になりそうですが,メリハリを付けながら,日々を全力で過ごしていきたいと思います.

2013年9月8日日曜日

2020年に東京でオリンピックを開催するということ

 今日の未明,アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催された国際オリンピック委員会(IOC)総会において,東京都が平成32年(2020年)オリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市に決定されました.招致委員会をはじめとする関係者の皆様のこれまでの努力に,敬意を表したいと思います.

 私個人の感想としては,正直,よくわかりません.自宅マンションの西側に見える 「味の素スタジアム」 も,おそらく,競技会場になると思うので,テレビでしか観たことのないオリンピックを,この目で見てみたい,体験してみたいという気持ちが,まったくないというわけではありません.それに,おそらく景気は上向きになると思います.建設業やサービス業,各スポーツに関係する人は,大きな期待を持っているのではないでしょうか.


 しかし,都内に住んでいる(と言っても,多摩ですが…)者としては,日常の生活に対する影響が心配です.現在よりも人が多くなる東京を想像できません.そして,開催後の東京はどうなるのか.開催後の繁栄にも,繋がるようなオリンピックでなくてはなりません.

 各国からの選手や観光客に対し,ホスピタリティの精神で日本流のおもてなしをすることにより,日本という国を大好きになってもらう.日本の味方を,世界中に拡げる.これは,オリンピック後の日本の活動にとって,大きな財産になると思います.

 「2020年にオリンピックを開催してよかった.」「今の日本があるのは,2020年のオリンピックのおかげだ.」 2020年の東京オリンピックのことを,胸を張って後世に語ることができるように,自分ができることは,積極的に協力していきたいと思っています.