2009年10月3日土曜日

土曜日の講義,波乱含みで始まる

 今日から,土曜日3限のBコースの生産システム工学の講義も始まりました.受講しようとしていた学生がお昼に居室にやって来て,教室が例年割り当てられていた東4-222からC201になっていることと,そのC201が改装工事中で使えない状態であることを知らされました.びっくりしてすぐに教務課に問い合わせたところ,部屋の工事はもう終わっているはずである.C201に変更したことに理由はないが,東4-222も空いているから,今後,使ってもらってもかまわない,ということでした(??? なんでわざわざ教室を変えるんだろう?)自身で確認したところ,C201は本当に工事中で使えませんでした.大問題ですよ,これは.すぐに教室を東4-222に変更することをアナウンスして,なんとか講義を行うことはできましたが,学生が問い合わせに来てくれなければ,今日の初回の講義は大変なことになっていました.来週から,Bコース生産システム工学の講義は,東4-222で行います.
 木曜日の講義でも,教室となっているC301の新設されたラックの鍵が古いままで開けることができず,教務課まで走って新しい鍵を取りにいかなければなりませんでした.
 なんだか,講義を邪魔されている気分です.私,何か教務課に悪いことをしたかしら?私と学生の講義を,何だと思っているんだろう.

2009年10月2日金曜日

学生実験も始まる

 今日から,後期の学生実験も始まりました.7月に中断して以来,2ヶ月ぶりに再開ということになりました.長期間のブランクがあると,話す内容も忘れていて,なかなかテンポよく話すことができません.今日の実験では,あまり納得できる進行ができませんでした.事前に一度,本気モードで練習して,問題点を洗い出しておく必要があったのではないかと反省しています.
 夕方から,技術セミナーの講師をすることになっている「調布商工会 ~シナジースキーム事業~」の開校式と情報交流会に出席するために,駅前の調布市グリーンホールに行ってきました.来賓として挨拶された調布市長の話は,理路整然としていて,さすがだと思いましたが,最後に話題提供されたコンサルティング会社の方の話には,考えさせられる部分がありました.

1.イノベーションを実現し,売上高に占める新製品の比率が一定程高い中小企業ほど,売上高が増収傾向にある.
コメント:中小企業に限らず,新製品を提供し続けるということは大事なことのようです.でも,不景気になると,大企業でも新製品の開発は止めてしまいますね.

2.業績のよい企業ほど地理的に遠い位置の新規販売先を開拓している.
コメント:良い製品だから,自然に拡販できたのではないでしょうか.

3.製造業のサービス分野への参入は大企業の方が進んでいる一方で,非製造業のモノ作り分野への参入は,大企業と比べると中小企業の方が進んでいる傾向にある.
コメント:中小の製造業は,業務転換が不得手だという傾向が顕著です.

 私の最近の研究方針は,明らかに中小企業寄りです.セミナーでも,自身の考える中小企業のあり方について,私見を述べさせていただきたいと思います.

2009年10月1日木曜日

後学期,始まる

 今日から,後学期が始まりました.これまで,私の生産システム工学の講義は,これまで月曜日3限だったのですが,今年から木曜日1限に換えてもらいました.今年の3年生は,後学期最初の講義が私の講義だったという人が多かったと思います.
 普段は,居室のある東4号館で講義することがほとんどなのですが,今年から隣りにあるC棟3階の教室を使うことになりました.本館まで鍵を取りに行かなければならないし,雨のときは面倒だし,東4号館でやる方がずっと楽なのですが,50人以上を収容できる部屋は他にないということなので,仕方ありません.受講者が少なければ,東4号館の小教室に変更してもらおうと思っていたのですが,1限にもかかわらず70名近くが出席してくれたので,来週もC棟で講義することにしました.でも,先月設備を更新したということで,プロジェクタもマイクも使いやすく,環境としてはまったく問題ありませんでした.
 今日は,講義内容とこれまでの生産システムの変遷,現在の生産システムの考え方,講義スケジュールなど,例年通りの話をした後,今年はあえて,自分の考える生産システムに関する話をしました.今年の講義からは,一般論だけではなく,私の研究室の研究内容なども,積極的に話していくつもりです.その方が,テンポもよくなって,学生も聞きやすいのではないかと考えています.
 理想的で,難しいかもしれませんが,出席することが楽しみになるような講義にできればと思います.

2009年9月30日水曜日

メカトロ応用 ITものづくりコース2009,終わる

 今日は,今月7日から始まったメカトロ応用ITものづくりコースの最終日として,CAEの課題とCADの自由課題のプレゼンを行いました.会場となる予定だった計算機室のダブルブッキングという私のミスで,受講者には迷惑をかけてしまいましたが,急遽確保した8階のセミナー室の方がプレゼンには向いていたのは,不幸中の幸いでした.
 CAEの課題は,ちょっと意地悪な加重に耐えるフックを設計するというものです.与えられた初期モデルを改良するものと,まったく新規に設計するものの,二種類の課題が与えられました.CADの自由課題は,何でも良いから自分の好きなものを設計するというものです(たぶん).
 当初の予定では,1人当り発表5分&質疑応答5分ということだったのですが,結局,発表10分&質疑5分という配分になってしまいました.しかし,私は,途中で15分ぐらい中座した以外,全ての発表を聞かせてもらいましたが,間延びしたという印象はなく,内容のある発表がほとんどでした.一番よかったと思ったのは,ほとんどの学生が最後の感想で「楽しかった」と言ってくれたことです.楽しかった講義というと,楽だったのではないかと誤解されそうですが,提出する課題は多いし,そんなことは決してありません.
 全ての発表が終わって,最後に受講者に伝えたことを,忘れないようにまとめておきます.
1.この講義では,基本的に課題は与えられていた.今後,各自の実務に活用するには,数段高い技術レベルと,強い意志が要求される.しかし,活用しなければ,工学演習として学んだ意味がない.
2.今後,3次元CADはエンジニアの文房具のようなものになると思う.とても出力の高い文房具だから,使い方が問題になる.間違った答えを書いてしまうこともある.汚い出力をして,他人に迷惑をかけるかもしれない.正しく,スマートに使いこなして欲しい.
 講義を終えて,種は蒔いたという手ごたえを感じています.この講義で学んだ学生諸君の,今後の活躍に期待します.

2009年9月29日火曜日

食べ物ばかりですいません

 今日の午後,国際雑誌の編集委員会で,虎ノ門に行ってきました.17時半に会議は終わり,その後,暑気払い(?)ということで,近くのイタリアンレストランで会食となりました.料理はどれも大変にうまかったですが,個人的には,いつも敬遠しているビールメーカーであるアサヒの熟撰の生ビールが意外にもうまかったこと,チーズの盛り合わせ,本格的なソーセージ,本場イタリアと同じように薄い生地のピザなどの味が,特に印象に残りました.
 それにしてもこのブログ,本当に食べ物の写真ばかりですね.でも,私が食べ物の写真を撮っていると,「ブログでもやってるの?」と必ず聞かれるので,食べ物の写真をブログに載せるのは,よくやることのようです.振り返ってみると,私は外食が多いことがよくわかります.普段は節制しなければ...