2012年12月15日土曜日

厳島神社を参拝

今日は,「安芸国 一の宮 厳島神社」 を参拝しました.言葉はいりません.写真だけ見ていただければ,十分だと思います.

船の上から撮った大鳥居です.
入口です.拝観料は300円です.
回廊です.美しい赤.とにかく赤い.
一番良いアングルと思っています.
客人(まろうど)社本殿.後ろに見えるのは,豊国(ほうこく)神社と五重塔.
火焼前(ひたさき)の先端から撮った大鳥居です.
高舞台(たかぶたい)です.奥が御本社(ごほんしゃ)本殿です.
御朱印もいただいておきました.

厳島神社を参拝するのは二度目ですが,前回はなかったデジタルカメラのおかげで,今回は存分に写真を撮ることができました.本当に幸せな時間が流れてゆきました.今度は,夫婦で訪れて,その時は宮島に泊まりたいです.

型技術協会 平成24年度 第3回理事会

に出席するために,平成24年12月14日金曜日は,宿泊した金沢から広島にあるマツダ株式会社本社に移動しました.金沢から特急サンダーバードで新大阪まで移動しましたが,途中は完全な雪景色でした.

 マツダ本社入口のロビーには,真っ赤な新型ATENZAが飾ってありました.ずいぶん深みを感じる印象的な赤だなぁと思っていたら,鮮やかさと深みを兼ね揃えたこの赤を出すために,何年もかけて塗装方法を開発したのだそうです.このこだわり方に,マツダらしさを感じました.

 理事会の前に,宇品プレス工場とツーリング製作部を見学しました.プレス工場は,残活材の徹底活用など,材料歩留まりの向上に力を入れているそうです.CX7からCX5では,かなりの歩留まり改善が図れたとのこと.自動車メーカーのストイックさには,敬服するしかありません.6軸多関節ロボットで自動化されたタンデムラインの迫力に圧倒されました.
 ツーリング製作部では,アウターパーツ用の金型を,一個造り一個送りで製作しています.ここは以前,協会の技術交流会で見学したことがありました.改めて見てみると,最近見学したトヨタ自動車元町工場のスタンピングツール部と比較して,大分雰囲気が違います.軽々には言えませんが,良い意味でメーカーの姿勢が現れていると感じました.

 理事会では,担当となっている協会Webコンテンツ英語化の予算提案と,来年6月に開催される型技術者会議2013の進捗状況について説明しました.英語化の予算は承認されたので,今後は業者と相談しながら作業することになります.

 夕方からは,市内にある 「ふく料理公許第一号」 のお店で忘年会が開催されました.ふぐ料理の老舗ということですが,本当に美味しいふぐ料理でした.ふぐ刺しは,料理の芸術品ですね.二次会のカラオケまで,本当に楽しい時間を過ごすことができました.素晴らしい人達と一緒に,日本のものづくりに関わることができる幸せを感じています.

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精密工学会北陸信越支部 特別講演会

 2012年12月13日(木)は,精密工学会北陸信越支部 特別講演会 「多軸を極めろ!力と技の主軸が回る ~最先端工作機械のソフトとハード~」 で「5軸制御加工のためのソフトウエア研究開発」という題目で講演するために,石川県金沢市の「めいてつ・エムザ」内「ITビジネスプラザ武蔵」に行って来ました.

 最近,金沢によく行きます.今年は,これで三月連続三回目でしょうか.飛行機から見る富士山も,すっかりお馴染みになってしまいました.9月は真っ黒だった富士山も,さすがに今は真っ白でした.搭乗時のアナウンスで,「現地の天気はみぞれ.気温2℃」と聞いて覚悟していた空模様も,小松空港に降りてみれば,冬の金沢では珍しい見事な晴天でした.考えてみれば,冬の金沢に来て晴れたのは,これが初めてかもしれません.

 さて,肝心の講演の方ですが,今回は滑ったような気がします.自分の研究の内容だけでなく,研究の背景などをもっと話すべきでした.10月末のVERICUTユーザー会で講演した時の残像が残りすぎていたのかもしれません.公演時間を使い切るとか,聴講者に合わせた構成にするなど,プレゼンの原点に立ち返るきっかけとなりました.しかし,講演会終了後に,加工インタフェイスの内容について,すぐに実践できそうな意見をいただくことができたので,早速,試してみたいと思います.

 近江町市場の中にある店で開催された夜の懇親会では,初めて香箱蟹を食べることができました.これは日本酒が進みますね!冬に金沢に来たときの定番になりそうです.

 今回の講演会では,招待していただいた金沢大学のA先生とF先生に,大変お世話になりました.この御恩は,私なりのやり方で,いつか必ず,お返ししたいと思います.

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2012年12月12日水曜日

121212の結婚記念日

 今日は2012年12月12日,「12」が三つ並ぶ日ということで,ちょっと話題の一日でした.本当は,1212年12月12日の方が完璧だったと思いますが,当時は鎌倉時代で,西暦は関係なかったでしょう.次に数字がそろうのは,2110年10月10日でしょうか? その先の2111年11月11日の方が,格好いいですね! でも,さすがに私は生きていないでしょうね(笑)

  このような縁起の良い日(?)に,我が家は8回目の結婚記念日を迎えることができました.毎年,前か後の土曜日にお祝いの食事会を行い,記念日の当日はショートケーキを買ってきて,自宅でささやかに祝うことにしています.今日も,軽めの夕食を取った後,行きつけの洋菓子店で買ってきた「イチゴのミルクレープ」を,これまた今日のために買ってきた国産の高級ウイスキーと一緒に楽しみました.今後も,数少ない夫婦の記念日は,大事にしていきたいと思います.

2012年12月11日火曜日

VERICUT実習2012(1日目)

 今年の一月,CGTech日本本社のご好意で,担当している大学院講義「知的生産システム特論」の時間に,機械加工シミュレーション・ソフトウェア「VERICUT」の実習を実施しましたが ⇒「m-shige's log: VERICUT実習と,OBの訪問」,今年度も今日と来週の火曜日の2回,実習をしていただけることになりました.前回は,アカウント認証システムの不具合で,端末にログインできない学生がたくさん出てしまい,講師の方や学生達に申し訳ない事態となっていました.しかし,今では問題も解決され,ログインでトラブルとなる学生は一人も居ませんでした.当たり前のこととはいえ,ホッとしています.

 実際に加工することなく,仮想空間で加工された工作物に対し,各部の寸法を測ったり,未切削部分を確認したりできるなど,シミュレーション・ソフトウェアとして当然の機能だとは思いますが,やはり便利だなと感じました.あと,加工について何も知らない学生30名が,NC加工について一緒に学べるということも,シミュレーションならではないでしょうか.実機を30台も用意するなんて,絶対にできませんから.本当は,最後に実機による実際の加工を体験させたいところなのですが,全員に体験させるには,工作機械も指導者も時間も足りません.今回の実習で,高性能工作機械による機械加工の雰囲気だけでも感じてもらえればと思います.