申請書は,審査する人のことを考えることが大事です.色々な方が審査員を務めると思います.大学の先生が審査員をすることも多いようです.審査したことのある先生の話では,短い期間で何件もの申請を審査するため,第一段階として「読むか読まないか」を判断する時間は3分ぐらいと聞いたことがあります.大事なことは,どんなに良い内容でも,読んでもらえなければ通らないということです.読んでもらうためのポイントは以下のとおりです.
1.記述内容にメリハリをつける
3分間で全ての文章を読めるハズはありません.読んでくれる量は限られているのです.分かりやすく書くことはもちろんですが,特に自信のある部分は太字にしたり,フォントを変えるなどして目立つようにしましょう.個人的には,デフォルトは明朝のフォントを使い,強調する部分をゴシックにするといい感じなります.視覚的にアピールできる図を使うことも効果的です.特に,組織図やシステム構成の図は必須といえるでしょう.
2.業績は数で圧倒する
業績を記入する欄がある場合は,たくさん書きましょう.この欄が埋まっていないと,印象はかなり悪くなります.うそを書くことはいけませんが,事実であるならば全て書くべきです.内容の大小は審査員が判断することです.
3.可能性も示す
研究・開発なので,結果が出ていない方が当然かもしれませんが,基礎実験などの結果がある場合はそれらを示した方が,審査した人も安心して推薦できます.
最後に,読んでもらった後の配慮もしておきます.審査員が推薦すると判断した場合,基本的に何らかの所見を記入することになります.申請内容,特徴,期待される成果,判断理由などを要約することになり,結構大変な作業です.そこで,申請書の最後の部分に,申請内容の要約を自ら書いておくと,審査員の人はこの部分を参考に所見を作成すればよいので,ずいぶん楽になります.推薦しやすくなるというわけです.これはかなり高度なテクニックで,あまり露骨に書いてあると不自然です.ご利用は計画的に.
以上,申請書の書き方について,色々な方から教わったり,自分なりに考えていることを書きました.これもあくまで私見なので,参考程度ということにしてください.

1 件のコメント:
その節は貴重なご意見ありがとうございました。
あくまでも参考にさせていただき、当方にてアレンジして無事提出いたしました。
モノづくり談義楽しかったですね。
時間を忘れて話が盛り上がりました。
しかし穴子天丼、翌日まで胃がもたれました。
ボリュームあり過ぎだったようです。
美味しかったので残さず食べてしまったのが敗因と反省しております。
今後ともよろしくお願いします。
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