

分科会は,JTEKT側から会社概要の紹介と「金型加工自動工程設計支援システム」という題目の話題提供があり,休憩の後,2名の研究者側委員から,それぞれ1件ずつ話題提供がありました.私は幹事として議事録を作成しなければならず,最後まで集中して聞いていたため,大いに勉強しました.やはり,大学の先生は話すのがうまいですね.議事録をまとめながら,色々と復習しようと思います.
話題提供の後,隣のカスタマーセンターと,その隣の研削盤の組立ラインを見学しました.これまでの工作機械メーカーの見学では,ほとんどがマシニングセンタのラインだったので,研削盤のラインは新鮮でした.研削盤は,クランクシャフトなどの自動車部品の加工に多用されています.リーマンショック以降,研削盤の生産額も大幅に落ち込んだということですが,最近はマシニングセンタよりも業績の回復が早いということです.しかし,そのほとんどが中国へ出荷されるということです.中国での自動車の生産,かなり大規模なものになっているようです.

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