2011年11月16日水曜日

勝ちに不思議の勝ちあり

 私は,小学生の頃に読んだ 「エースをねらえ!」 という漫画が大好きで,文庫版を揃えるなどして今でも愛読しています.この漫画は,単なるスポコンものだと思われがちですが,人生そのものについて考えさせられる内容が多く,色々と影響を受けてきました.特に,第二部から岡ひろみのコーチとなった桂大悟のことばには,示唆深いものがたくさんあります.その中で最も考えさせられたものが,私の持っている文庫版の第13巻で桂大吾が学生たちに語る以下のことばです.

『勝ちに不思議の勝ちあり』
『負けに不思議の負けなし』!

負ける時は常に負けるべくして負けるが
勝つ時は
本人が不思議に思う勝ち方をすることがある
試合に勝って
『なぜあの時 勝てたんだろう? 不思議だ』
と思う
そういう経験を持てるような人間にならなければいけない


 しかし,これは不思議なことではなくて,当人が努力した結果に他ならないのではないでしょうか.

 自分で意識することなく,
 自分自身で自分を追い込み,
 自分が知らないうちに成長して,
 いつの間にか成功を成し遂げている.

素晴らしいことだと思いませんか?

こういう経験ができる人間にならなければいけない.

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