2013年4月17日水曜日

人を信じるということ

 最近,失敗した人を責めるのはよくない,というような主旨の投稿が多いので,もしかすると,私自身の自己弁護みたいに感じている人がいるかもしれません. 「では,あなたに関係する仕事で失敗した人を,あなたは許しているのですか?」  という問いに対しては,迷うことなく 「YES」 です.もちろん,故意に失敗するなんてのは論外ですが,誰でも失敗するような事故だったり,当人だけの問題ではなかったり,真面目にやったうえでの失敗であれば,責めるなんてことはできません.確かに,後から結果だけ見てみれば,「あそこは,こうするべきだった」 なんてことは,いくらでも言えます.でも,それは単なる結果論です.組織として反省するべきことではありますが,個人を攻撃するために使うべきものではない.失敗した原因は,失敗した当人が一番理解しているハズです.許さないと言ったところで,物事が好転するハズがない.取り返しのつかない失敗でなければ,当人の事後処理の姿勢を見て,問題がなければ許す.そういう意味では,私は失敗を経験した人の方が,最終的には,きちんとした仕事をしてくれると思っています.

 人の心を思いやるということ.それが,愛というもんや.
  相手を,信じ,待ち,許してやること.

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