県道川越・坂戸・下呂山線を北へ.途中,「川越八幡宮(かわごえはちまんぐう)」 の案内の看板があり,すぐ左手に見える距離にあったので,参拝することにしました.こじんまりとしていましたが,なかなか良い雰囲気のお社でした.
通町交差点を右に曲がり,東照宮中院通りを東に.喜多院への案内があったので左に曲がって北に進んでいくと,左手に 「仙波東照宮(せんばとうしょうぐう)」 へ入る脇道があります.徳川家康が改葬のため久能山から日光山へ向かう途中,遺骸を喜多院に留めたときに大法要が営まれたことがきっかけで,境内に東照宮が祀られることになったのだそうです.東照宮らしい,カラフルな本殿でした.
私は,仙波東照宮から喜多院の境内に侵入してしまいましたが,一度,仙波東照宮の入口に戻ってから北に進みなおし,左手に見えてくる山門から入った方がいいでしょう.
明らかに城だわ,ここ. |
「川越大師」 と聞くと,私は,馴染みのある 「川崎大師」 を連想してしまうのですが,なんとなく雰囲気が似ているような気がします.境内が広場のようになっているからかもしれません.400円の拝観料を払って,「客殿・書院・庫裡・慈恵堂(本堂)・五百羅漢 拝観コース」 を見学しましたが,江戸城紅葉山(皇居)の別殿を移築したため,「徳川家光公 誕生の間」 や 「春日局 化粧の間」 があるなど,徳川家との深い関わりを知って驚きました.
境内の売店の横にある 「五百羅漢(ごひゃくらかん)」 は,日本三大羅漢の一つに数えられるだけあって,見ごたえあります.自分のお気に入りの羅漢を探しながら,かなり楽しむことができました.
北側の出口から直進すると,左側に 「成田山川越別院(なりたさんかわごえべついん)」 があったので,参拝することにしました.縁日が行われていて,境内は大賑わいでした.考えてみれば,調布のお不動様を参拝するようになって,「不動明王」 もずいぶん身近な神様になりました.
最後に,川越の歴史を伝える文化遺産でいっぱい,「川越歴史博物館(かわごえれきしはくぶつかん)」 を見学しました.この博物館は三階建てで,各フロアは狭いのですが,内容は侮れません.特に,県外からも集めているという鎧兜の展示には驚かされました.一見の価値ありです.
16時頃JR川越駅に帰還し,帰路につきました.昼過ぎから3時間以上も勉強しながら歩きつづけたため,足も頭も疲労困憊.途中,チョコレートを買い食いして,糖質エネルギーを補給しなければなりませんでした.川越は,見どころいっぱいですね.街のすべてを見て回るには,おそらく,3日は必要だと思います.秋が深まった頃,もう一度観光したいです.
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