が,今日25日の 『2016年版日めくり 日々のことば 松下幸之助 「道は無限にある」』 のことばでした.『競争相手が存在してこそ、互いの切磋琢磨が生まれる。だから対立は認めながらも、受け入れるべきは受け入れあって、ともに進歩向上する道を求めたい。対立しつつ調和するという姿勢が、世の中を発展へと導く。』 という解説が沿えられていました.英訳は,"Even in conflicts and disagreements, aim to achieve harmony and mutual prosperity." でした.
研究も,競争相手が存在してこそ,専門分野のレベルを高めることができるように思います.しかし,一つの課題をみんなで仲良く! みたいな雰囲気の分野もあるように見受けられます.正直,なんだかなあ? という感じです.課題は同じでも,アプローチで雌雄を決するぐらいの気持ちでいたいものです.こんなこと言ってると,若手研究者に嫌われてしまうかもしれませんね(笑)
また,切磋琢磨するという気持ちを,お互いに持っていないと上手くいかないと思います.「とにかく,オレが一番なんだ!」 と張り合うにも,限度があるということです.受け入れるべきは受け入れあって,フランクに議論できる関係を築きたいものです.これについては,自分も出来ていなかったので,偉そうなことは言えませんが.
結局,バランスの問題なのだと思います.でも,若い人は迎合しないで,突っ張って欲しいと思っています.突っ張れるのは,しがらみというものが何なのか,分かっていない時だけですからね.そう思えば,自分は十分にわがままを堪能させていただきました.有り難いことだったと思っています.
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