2017年3月1日水曜日

平成二九年三月の朔日参り

 今日は3月の1日,布多天神社へ 「朔日(ついたち)参り」 に行って来ました.新メンバが加わった研究室の運営が円滑に進むよう,また,今月の中旬に予定されている学会が成功裏に終わるよう祈念しました.

 今月のおみくじを引いてみようとしたところ,今日も 「幸せ(しあわせ)おみくじ」 が見当たりませんでした.ぐわーん.先週参拝した時には見かけたのになあ? またしばらく様子をみることにいたします.

というわけで,今回は浮気して10種縁起物蒔絵シール入り 「万福みくじ」 なるものを引いてみました.結果は 「小吉」 でした.大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶 なので,先月まで三月連続の 「末吉」 から1ランクアップしました.運勢もちょっぴり優しくなりました.若輩者なので,目上の人や経験のある人の意見をよく聞いて,注意深く,手堅く進みたいと思います.

 くじと一緒に入っていた縁起物蒔絵シールは 「長寿」 の亀でした.「蒔絵は日本の伝統工芸です。その蒔絵の技術を活かし、高級感をそのままに10種の縁起物にいたしました。携帯電話など身近な物に貼り大切にお持ちください。」 なかなか綺麗なシールです.かぶったものからガラケーに貼っていこうと思います.

「まき - え【蒔絵】 器物の表面に漆で文様を描き、金・銀などの金属粉や色粉を蒔きつけて付着させる、日本独自の漆工芸。奈良時代に始まる。」 出典:iPadの大辞泉

 東京都神社庁が毎月発行している格言集 「生命の言葉」.平成二十九年三月の言葉は,本居宣長の門人・田中大秀に入門し神道・国学を学び歌を詩作した 「橘 曙覧(たちばな あけみ)」 の歌でした.

 うそ云ふな ものほしがるな
 からだだわるな

『橘曙覧が伊勢神宮に詣でた折、五十鈴川の水を汲み帰り、これを墨にすって書き残したという 「家訓」 の一節。嘘を言ふな、物を欲しがるな、身体を怠けさせるな。』 という説明が,リーフレットの裏に書いてありました.できそうでできないことばかりですね.精進します.

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