400以上の機能を追加して今月リリースされる 「SolidWorks 2019」 の機能のお披露目がこのイベントの趣旨ということでした.2019の目玉は「大規模データをそのまま使う(激速)」,「スマートファクトリー(接続)」,「シミュレーション(現実)」とのことでした.その後に聴講した各セッションでも実感することができました.
基調講演では,「EMBODY YOUR CREATIVITY beyond SINGULARITY ~人間の創造性が無限に発揮される未来へ」 という題目で,MELTIN MMIの代表取締役の方が講演されました.生体信号処理とロボット技術の融合.最終目標は脳さえあればあらゆる身体行動を可能にする「サイボーグ技術」の実現.本学のYKI先生のところで学位を取った方です.大活躍されていることで素晴らしいと思いました.
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14時40分からは,「TS-5 凄ワザマニア」 を聴講しました.スケッチや合致のエラーを解決する方法には目からウロコでしたが,この裏ワザは講義では紹介できないなあ? 予想以上に細かい内容でした.後日資料が公開されるみたいなので,しっかり復習,取捨選択して取り入れたいと思います.
15時50分からは,「SS-3 設計から製造までをSOLIDWORKSで一気通貫! ~SOLIDWORKS CAMの活用ポイント」 を聴講しました.SolidWorks 2018から標準搭載されたナレッジベースのCAM機能.予想以上の内容に驚きました.是非,講義で使ってみたいのですが,大学で使っているのは2017だからなあ... 2018に上げてもらえないか相談してみよう!
16時55分からは,「UG-2 ユーザーがユーザーにおくる初心者向け虎の巻 2018」 を聴講しました.「Command Managerとツールバーのロック」と「スケッチ(値が入力された場合のみ寸法を配置する」は,すぐにでも学生に教えたいと思いました.その他に紹介された機能も有用だと思いますが,ちょっと裏技すぎるので,個人的に利用させていただきます.
どのセッションの内容も充実していて大変勉強になりました.こんなに満足できたイベントは久しぶりです.研究室の学生や学内のユーザーの皆さんにも紹介すればよかった.ああ! モリシゲ,一ヶ月の不覚...orz 来年も用事がなければ必ず参加したいと思います.
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