2026年2月16日(月)から,一泊で関西方面に出張しました.私の出張先での一番の楽しみは,静かな朝に早起きして,バリバリ研究することです.この出張でも,2026年2月17日(火)の朝3時過ぎには起床して,4時ぐらいからバリバリ研究していました.
途中で休憩しようと思い,何気なくテレビを付けると,ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート・ペアの中継をしていました.日本の三浦璃来と木原龍一の「りくりゅう」ペアは,前日のショートプログラムで得意としてきたリフトで失敗し,木原龍一選手が大変に落ち込んでいる様子が報道されていました.彼らは本当に頑張っていると思っていたので,この日のフリーは悔いのない演技をして欲しいと思っていました.
6時過ぎから,二人の演技が始まりました.冒頭は,ハラハラしながら見ていましたが,3回転トゥループ+ダブルアクセル+ダブルアクセルのシークエンスが,あまりにも綺麗に揃っていることに驚いてからは,夢中になって見ていました.リフトもスロー3回転も完璧でした.テノールの歌声が流れ始めたペアコンビネーションスピンのあたりから,自然と涙が溢れてきました.終盤のコレオシークエンスでは笑顔も見られるなど,二人の喜びが伝わってくるようでした.最後は,木原龍一選手に持ち上げられた三浦璃来選手が,天井に向かって突き上げた左手を握りしめてガッツポーズ.これまで,それほどペアの演技を見てきたわけではありませんが,これまで見たフィギュアスケートの演技なかで,圧巻の内容でした.間違いなく,「宇宙一」でした.
結果は,フリーで歴代最高となる158.13点を叩き出し,大逆転で金メダルを獲得.採点結果が表示された時の,三浦璃来選手の叫び声が印象的でした.
冬季五輪には,不思議な縁を感じます.2014年のソチ冬季五輪の時は,浅田真央選手のフリーの演技に感動しました.あの時の浅田真央選手の演技は,今でも忘れられません.あの時も,中継を見たのは,本当に偶然のことでした.2026年のミラノ・コルティナ冬季五輪の「りくりゅう」の演技も,忘れられないものになるでしょう.