という本を,先ほど読み終えました.これは,最近,Amazonの「こんにちは、森重功一さん。おすすめ商品があります。」のところを何気なく見ていたときに,やけに評価数が多いのが気になってカスタマーレビューを読んでみると,非常に好意的で熱いコメントが多かったことを覚えていたので,書店で偶然見つけたときに買っておいた本です.
はっきり言って,この本は大お勧めの作品です.私はこれまでに,生き方を曲げられるほど影響を受けた本が数冊ありますが,それに匹敵するような印象を持ちました.しかも,読みやすい.
仕事のスマート化については,この本に書いてあるように,私の研究室でも,9時出社&18時退社を義務付けようかと思いましたが,学生は嫌がるでしょうね.熱中して遅くまで研究することがダメというわけにもいきませんし.でも,家族と朝食を夕食を一緒に取るということは,遅くまで残業するよりも,人間的に良いことがたくさんあるような気がしてきました.
仕事だけが働くことではなく,一人ひとりが日常的なことや地域活動などで,もっと気楽に働くことを意識することができれば,日本を変えることができる,という考え方には共感できます.
個人的には,妻とのパートナーシップは結構うまくいっているけれど,両親や妹,親戚の人達とは,もっと話をする機会を積極的に作った方がよいだろうな,と思いました.
著者の駒崎弘樹氏は,まだ30歳と若い方ですが,これまで話題になってきた若手企業家とは違う,クリアなカリスマ性を感じます.これからの活躍にも,注目していきたいです.
2009年9月6日日曜日
2009年9月5日土曜日
初台の町並み
2009年9月4日金曜日
いる人でやるしかないですよね
今日の夕方,先週行われた大学院入学試験の判定会議が開催されました.結果として,私の研究室から受験した卒研生4名の進路は,1人が他大学,2人が他専攻,1人が他研究室となり,私の研究室に残る学生はゼロとなりました.私が教員となってから,このような事態になったのは初めてで,結果を見たときは愕然としましたが,今は冷静に受け止めています.他のところを希望する学生に,残ってくださいとお願いするのもおかしな話ですから.だいたい,お願いして残ってもらっても,必ず幸せにしてくれますかと言われたら,そんなこと約束できるハズがありません.結局,進路は本人が決めるものであり,他人がとやかく言うことはできないということです.あやうく,自分のポリシーを曲げるところでした.
幸い本専攻は,原則として配属される学生がゼロという研究室は作らないという方針なので,最低1人は他研究室から配属されてくると思います.これまでに何人かの学生を受け入れてきましたが,どの学生もとても優秀でした.期待していたいと思います.
最後に,仕事帰りにわざわざ遊びに来てくれたのに,私の愚痴に付き合うことになってしまったOBのMN君に,お詫びと御礼を申し上げます.
幸い本専攻は,原則として配属される学生がゼロという研究室は作らないという方針なので,最低1人は他研究室から配属されてくると思います.これまでに何人かの学生を受け入れてきましたが,どの学生もとても優秀でした.期待していたいと思います.
最後に,仕事帰りにわざわざ遊びに来てくれたのに,私の愚痴に付き合うことになってしまったOBのMN君に,お詫びと御礼を申し上げます.
2009年9月3日木曜日
ものづくり敗戦
という本を,先々週ぐらいに読み終えていました.『「匠の呪縛」が日本を衰退させる』という副題から,ショッキングな内容を期待して読み始めました.
最初の章は,世界の技術が現在のレベルになるまでに,多くの学問の成果が絡み合ってきたことが体系的に解説されていました.この章は,もう一度復習しようと思っています.
後ろの章は,日本の技術の問題点について書かれていました.日本の技術の弱点は,ソフトウェアとシステム化ということでした.これは,日頃私が考えていることと同じ主張です.日本はハードウェアのレベルは非常に高いですが,ソフトウェア・サービス産業が決定的に弱いため,ハードウェアと組み合わせた独自のシステムを提案することができていません.そのため,ハードウェアそのものはダントツの品質なのに,システムとしての総合力で遅れを取っているという状態になっているのではないでしょうか.
最近よく耳にすることですが,「ものづくり」は「ことづくり」へ移行することが必然となりつつあります.「ことづくり」=「価値づくり」.ものを作ってから考えるのではなく,目的(こと)を考えてからものを作る,ということです.
少し偏った主張をしているかもしれないですが,読んだことは無駄ではないだろう,と言える本でした.
最初の章は,世界の技術が現在のレベルになるまでに,多くの学問の成果が絡み合ってきたことが体系的に解説されていました.この章は,もう一度復習しようと思っています.
後ろの章は,日本の技術の問題点について書かれていました.日本の技術の弱点は,ソフトウェアとシステム化ということでした.これは,日頃私が考えていることと同じ主張です.日本はハードウェアのレベルは非常に高いですが,ソフトウェア・サービス産業が決定的に弱いため,ハードウェアと組み合わせた独自のシステムを提案することができていません.そのため,ハードウェアそのものはダントツの品質なのに,システムとしての総合力で遅れを取っているという状態になっているのではないでしょうか.
最近よく耳にすることですが,「ものづくり」は「ことづくり」へ移行することが必然となりつつあります.「ことづくり」=「価値づくり」.ものを作ってから考えるのではなく,目的(こと)を考えてからものを作る,ということです.
少し偏った主張をしているかもしれないですが,読んだことは無駄ではないだろう,と言える本でした.
2009年9月2日水曜日
工作機械トップセミナー(2)




今日は,昨日の工作機械トップセミナーの続きとして,つくばの産業技術総合研究所を見学しました.朝8時半ごろ,都内の学校の学生と一緒にバスで出発し,10時前に産業技術総合研究所つくば中央に到着しました.最初に,研究所及び研究内容の紹介講演を聴講しました.マイクロファクトリのお話しは分かりやすかったと思いますが,ミニマルマニュファクチャリング,トライボロジ,マグネシウムの塑性加工の話は,かなり専門的で,学生達にとっては難しかったようです.私の研究室の学生も,オチていました.
お昼は,バスでグランドホテル東雲に移動して,中華のお弁当をいただきました.ホテルも立派でしたが,お弁当もおいしかったです.ただ,今の私に中華料理の昼食はつらくなってきたことを実感させられました.最近,どうも胃腸が弱っているようです.
昼食後,産業技術総合研究所に戻って,午前中の講演で説明を聞いた研究内容を,実際に見学しました.私は,以前に見学したことがあるので,半分以上の研究は知っていましたが,初めての学生達も,先に研究内容を詳しく聞いていたので,よく理解することができたと思います.さすがに研究所だけあって,完成度の高い内容でした.今取り組んでいる研究の参考になることもたくさん見ることができました.他人の,しかも研究のプロの研究内容に触れて,学生達もよい刺激になったと思います.
産業技術総合研究所の見学後,地質標本館とサンエンスつくばを見学しました.地質標本館では,きれいな鉱石や化石の標本がたくさん展示してあって,思わず見とれてしまいました.館内はかなり広く,全ての展示をじっくり見たら,二時間ぐらいは必要だと思いましたが,見学時間は20分ということで,駆け足で館内を一周するのが精一杯でした.明らかに消化不良だったので,青柳鉱物標本のカタログを購入してしまいました.このカタログ,見ているだけでも楽しめるので,鉱物が好きな人は喜ぶのではないでしょうか.私の妻も喜んでおりました.
最後に,JAXAを見学しました.ここは前に一度見学したことがありますが,自由に見学できるところは,動きもなくてちょっと物足りないですね.いつか,団体でツアー見学を申し込んで,とことん見学させてもらいたいです.写真は良いものがたくさん撮れました.
17時過ぎに帰路につき,新宿に戻って解散したのは18時半ごろでした.終わってみると,かなりの強行軍で,みんな疲れた様子でした.でも,今日見学したところは,一度は見学した方がよいところばかりです.このような機会を与えていただいた日本工作機械工業会や工作機械メーカの関係者の皆様に深謝いたします.
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