2015年5月25日月曜日

調布市は,多摩東部なんだな.

 今日の14時28分頃,埼玉県北部を震源とする深度5弱の地震がありました.震源の深さ50km,規模はマグニチュード 5.6.東京都調布市にある電気通信大学の5階にある私の居室でも,大きな揺れを感じました.携帯電話にもエリアメールが配信され,携帯電話をリプレイスしてから初めて 「ブォッ,ブォッ,地震です.ブォッ,ブォッ,地震です.」  という警告音を,聞くことになりました.地震発生が,3.11の震災の時刻に近かったので,当時のことを思い出したという人が多かったみたいです.

 ところで,調布市の震度はどのくらいだったのか調べようとしたところ,震度情報や緊急地震速報で用いる区域の名称で,調布市が東京都のどの区域に属しているのか知らないということに気が付きました.多摩地区に属していることはなんとなく知っていましたが,東西南北のどの地区なんだろう? 調べてみたところ,調布市は 「東京都多摩東部」 に属しているということが分かりました.しかし,23区以外で,「青梅市、あきる野市、西多摩郡の一部(日の出町、檜原村、奥多摩町)」 でない市は,どこも 「東京都多摩東部」 ということなので,優越感のようなものはありませんが…

2015年5月24日日曜日

添加物でサイエンスを学ぶ

 先週,岐阜の書店で 「ちょっと高くても、コッチ!」 という本を発見して,チラ見して,衝動買いしてしまいました.これまでにも,「こんなもの食べてはいけない!」 みたいな本はたくさんありましたが,この本の著者は添加物研究者の方で,掲載されている各食品について,「買うならコレ!」 という無添加の食品と,添加物を使った 「もう少しがんばりましょう」 的な食品を比較しながら,どのような添加物が,どのような理由で使われているのか,それぞれの添加物が,どうしてダメなのか,化学的に説明しているところに特徴があります.

 例えば,今日の買い物で 「練りからし」 を買うことになったのですが,事前にこの本を読んでみたところ,これまでに使用してきた有名メーカーが生産している150円+税のものは,「ソルビトール」「ミョウバン」「香辛料抽出物」「酒精」「安定剤」 など,多くの添加物が使われているのでNGということでした.著者は,「ミョウバン」 に含まれている 「アルミニウム」 を,特に問題視しているみたいです.「ソルビトール」 は,ブドウ糖(グルコース)から合成されてできる糖アルコールの一種で,砂糖の代用品として利用される甘味料です.これも,色々と問題が指摘されています.「酒精」 とは,「エチルアルコール」 のことらしいです.「安定剤」 って,何だろう?

 そこで,調布パルコ地下1階にある 「北野エース」 で,「化学調味料不使用,保存料不使用,無香料」 と表示してある練りからしを 410円(税込)で購入してみました.表示を見ると,添加物は 「香辛料抽出物」「着色料」 の2種類だけでした.「着色料」 は,植物由来のウコンを使っているので問題ないとのことです.「香辛料抽出物」 とは,天然の香辛料の有効成分を抽出して濃縮した添加物で,これだけが問題になるかもしれません.

 こんなことを,いちいち調べながら買い物していたら,とっても疲れてしまいますね(笑) なので私は,化学の勉強をするつもりで,各食品の添加物と向き合っていこうと思っています.なんだか,サイエンスが身近な生活の中にあるみたいで,結構,楽しめそうです.

みづは 神田川酒舟の会

 平成27年5月23日土曜日の夕方は,SNSで繋がっている人達と一緒に,舟遊び「みづは」を貸し切って,夕暮れの街を行き交う人々を酒を飲みながら眺めるイベントがあり,夫婦で参加しました.最近,上京することが楽しみになってきた私,これまでに見たことのない目線から東京を眺めることが出来るということで,今回のイベントを楽しみにしていました.








 2時間の行程は,あっという間に終わってしまいました.とっても楽しかったです! ただ,一度だけではすべての観光ポイントを学習することができなかったので,復習が必要だと思いました.あと,今回は飲食を頑張り過ぎたと反省しています.次回は,見学の方をもっと頑張りたいと思います.

2015年5月23日土曜日

「山口精機工業(株)金型工場を見る」

 平成27年5月22日金曜日は,型技術協会 第124回 「技術交流会」 に参加するために,岐阜県岐阜市にある 「山口精機工業(株)」 に行ってきました.朝の都内のラッシュを回避するために早朝に発ち,時間があったので,市内にある 「伊奈波神社(いなばじんじゃ)」 を参拝しました.広い境内と,立派な拝殿,厳かな神社でした.付近にお寺もたくさんあるみたい.また訪問したいと思います.岐阜城も再訪したいです.
 

 11時10分に,委員長の私を含めた企画委員4名が岐阜駅中央改札前に集結,昼食を取りながら進行について最終確認を行いました.ここで,事前に協会からのメイルで 「当日の工場見学のさい、帽子着用をお願いしたいとのことで、見学先から依頼が参りました。普段、各社様でご使用のもので結構ですので、各自ご持参いただきます様、よろしくお願い申し上げます。」  という案内があったことをすっかり忘れ,帽子を持って来なかったことが判明した私.協会側の人間として示しがつかないということで,帽子を求めて駅ナカを駆けずり回りましたが,女物のお店しかなく,結局,購入を断念,会社でこっそりお借りすることにしました.モリシゲ,一週間の不覚…

 12時45分には参加者全員が集まり,そこからバスに乗って30分で山口精機工業に移動,定刻通りの13時20分より交流会が開始されました.「自動車業界を支える樹脂部品金型とその成形技術」 山口精機工業は,自動車用プラスチック製品用金型の設計・製作をしている会社です.80tクラス~3,500tクラスの 「小さな型から大きな型まで」「内製製作」「設備力」 の3点を自負しているとのこと.社内には,仕事で手がけられた高級車のラジエターグリルやインパネがたくさん展示してありました.大きくて複雑,樹脂成形の中で一番難しい製品です.

 工場見学では,「インパネ金型受注増に対応した加工機設備の改善」 というテーマで,工場の設備の説明を受けました.高周波焼入れロボット,冷却バッフルプレート内製の改善事例,NC放電加工機2ヘッド改善設備,Makino GF-12高速NC加工機コラムアップ改造,などなど.必要と感じたことを,他者の対応を待たず,とにかく自分でやってみるという姿勢に,大変感銘を受けました.社是である 「改善」 と 「創意」 を,正しく実践しておられます.

 工場見学終了後,質疑応答と休憩の後,15時30分より 「射出成形による薄肉インストルメントパネル表皮開発」 という題目で,日産自動車のエキスパートリーダーの方による話題提供がありました.インパネの芯材の上に発泡ウレタン,その上に被せる厚さ1mmの表皮を成形するための技術でした.パウダースラッシュ成形との比較,流動性と触感の両立,アンダーカット部の厚肉部とヒケやウェルドなどの問題への対応,成形サイクル短縮のための自動脱型装置の開発,などなど.かなり勉強になりました.

 続く岐阜大学 金型創成技術研究センター 新川先生の,「岐阜大学金型創成技術研究センターにおける研究、人材育成を通じた産業界、地域社会への貢献」 という題目の講演は,技術的な内容ではありませんでしたが,工学系大学への進学者が減少しているという現状について新しい知見が得られ,同業者として大変勉強になりました.やはり,第2次産業関係者の皆さんは,もっと幸せにならなければいけないと思いました.

 交流会終了後,バスでJR岐阜駅に移動して17時45分頃に解散となりました.岐阜駅の近くにあった串焼きとおでんの居酒屋で,委員4名による反省会となりました.事務局のSKさんが帯同せず,委員だけで運営することになって初めての交流会でした.トラブルだけが心配でしたが,大きな問題もなく,無事に終えることができてよかったです.担当のHEG TTMさんの準備が完璧でしたが,同じような負担を他の委員にもお願いすることになると考えると,とても心苦しく思いました.今後,委員会で検討していきたいと思います.

関連ランキング:居酒屋 | 名鉄岐阜駅岐阜駅加納駅

2015年5月21日木曜日

栄光なき天才たち2011

 私は,「栄光なき天才たち」 という漫画を愛読しています ⇒「m-shige's log: 栄光なき天才たち「歴史の影に埋もれた、知られざる天才たちの功績に光を当てるドキュメンタリーシリーズ」 妻に言わせれば,この漫画も古典ですね.

 最初の連載は,1992年で終わっているのですが,その後も単発的に連載していることを知り,2011年に連載された 「栄光なき天才たち2011」 の単行本を2012年に入手し,これも愛読しています.ちょっと古い本ですが,感想を述べたいと思います.

 今回の主人公(?)は,「豊川順彌(とよかわ じゅんや,1886年10月 - 1965年3月7日)」 という人です.「純国産自動車・オートモ号を創った男」 私が,国立科学博物館に展示してある 「オートモ号」 の前で10分間もたたずんでしまうのは ⇒「m-shige's log: 勉強は人間の使命」,この漫画を読んだからだと思います.

「初めて国産車を作った人」 ということだけでは,この人の功績の半分も評価していないと思います.この人のすごいところは,ボディ,エンジン,シャシーはもちろん,歯車,ビス,ナット,クランクシャフト,シリンダー,その他すべての部品を製造するために,工作機械や工具などの製造も始めたことです.自身で創立した会社 「白楊社(はくようしゃ)」 は,自動車メーカーではなく,工作機械メーカーでした.単なる 「自動車」 ではなく,「自動車産業」 を創ったのです.正しく,「工業立国・日本の繁栄の礎(いしずえ)を築いた男」 といえるでしょう.

「工業立国」 と呼ばれる国であるならば,国内で生産できないものがあってはならないと思います.安い部品を海外から大量に輸入し,国内では組み上げるだけ.安いからと言って,そんなものづくりばかりしていると,そのうち,自分の創りたいものを,自分で作れない国になってしまうのではないでしょうか.手段をすべて持っているということの大切さを,この漫画は教えてくれているような気がします.