2009年12月19日土曜日
人手が足りません
本日,今年三月に修了してNCメーカーに就職したIT君が研究室に来てくれました.彼は産業用ロボットを利用した研磨加工の自動化に関する研究をしていたのですが,彼の研究を引き継いだ後輩が色々と質問があるという要望に応えてくれたわけです.これまでも,夜遅くまで仕事しているにもかかわらず,後輩の質問のメイルに丁寧に対応してくれていたということで,本当にありがたいことだと思います.本当は,私が解決できればよいのですが,最近の研究で使っている道具は本当に多様なので,概要をおさえるだけで精一杯,詳細まで把握することができません.最近は,ほとんどコーディングすることがなくなりましたが,1テーマぐらい自分自身で取り組んだ方がよいのかもしれません.
2009年12月18日金曜日
もう,年ですね
今日,本年度の学生実験が終了しました.今年の学生実験は,例年以上に体力の消耗を感じました.でも,学生に手がかかるようになったというわけではなく,おそらく,私の体力が落ちたのだと思います.現在担当しているテーマ,最低でもあと2年は続くことになっていますが,務めあげられるか心配になってきました.
また,今日は私の研究室の卒研配属推薦枠申込書の締切日でした.結果的に,2名の申込みがありました.出来れば2人とも採りたいところなのですが,枠は1名分しかありませんので,どちらかを落とさなくてはなりません.悩ましい問題です.
また,今日は私の研究室の卒研配属推薦枠申込書の締切日でした.結果的に,2名の申込みがありました.出来れば2人とも採りたいところなのですが,枠は1名分しかありませんので,どちらかを落とさなくてはなりません.悩ましい問題です.
2009年12月17日木曜日
本当に強い大学2009
という特集の週間東洋経済を,昨日の電車移動中に読み終えました.10/24の発行となっているので,2ヶ月前のものをやっと読み終えたということになります.最近,公私ともに忙しくて,本を読む時間がありません.よほど活字に飢えていたようで,昨日は読書に夢中になって何回も電車を乗り過ごしそうになりました.
今回の大学特集は毎年企画,掲載されているもので,私は3年まえからこの特集の号は欠かさず購読しています.我が電気通信大学は,総合評価で昨年度25位から今年度72位と,かなり順位を落としていますが,これは最近敷地内で目立っている耐震工事のための支出増加が影響しているということなので,関係者としては仕方のないことだと思います.しかし,客観的に見られるとイメージはよくありませんね.事情を考慮しないで数値だけで評価したものを大々的に公開されることには少し不満を感じますが,編集側も各大学の事情まで調べて説明する時間も紙面もないのでしょう.
読み終えた感想としては,これからの大学の方向性を示すキーワードは「キャリア教育」と「グローバル化」となるようです.グローバル化はともかく,キャリア教育の必要性については色々と考えさせられます.数年前に,本学でもキャリア教育が始まることになったとき,教員の先輩方が「電通大で,キャリア教育か...」と嘆いておられたことが印象に残っています.私個人としては,自分の進路を他人にああしろこうしろと言われることには嫌悪感を覚えるのですが,今はそういう人間は古いタイプなのかもしれません.求められていることには,応えなければなりません.責任重大です.
この東洋経済という週刊誌,連載コラムも充実していると思います.今回は122ページの『「対話力」入門』の内容に感銘を受けました.私は,感銘を受けた記事はコピーして,自室のロッカーに貼り付けているのですが,この記事もそうしようと思わせる内容でした.
今回の大学特集は毎年企画,掲載されているもので,私は3年まえからこの特集の号は欠かさず購読しています.我が電気通信大学は,総合評価で昨年度25位から今年度72位と,かなり順位を落としていますが,これは最近敷地内で目立っている耐震工事のための支出増加が影響しているということなので,関係者としては仕方のないことだと思います.しかし,客観的に見られるとイメージはよくありませんね.事情を考慮しないで数値だけで評価したものを大々的に公開されることには少し不満を感じますが,編集側も各大学の事情まで調べて説明する時間も紙面もないのでしょう.
読み終えた感想としては,これからの大学の方向性を示すキーワードは「キャリア教育」と「グローバル化」となるようです.グローバル化はともかく,キャリア教育の必要性については色々と考えさせられます.数年前に,本学でもキャリア教育が始まることになったとき,教員の先輩方が「電通大で,キャリア教育か...」と嘆いておられたことが印象に残っています.私個人としては,自分の進路を他人にああしろこうしろと言われることには嫌悪感を覚えるのですが,今はそういう人間は古いタイプなのかもしれません.求められていることには,応えなければなりません.責任重大です.
この東洋経済という週刊誌,連載コラムも充実していると思います.今回は122ページの『「対話力」入門』の内容に感銘を受けました.私は,感銘を受けた記事はコピーして,自室のロッカーに貼り付けているのですが,この記事もそうしようと思わせる内容でした.
2009年12月16日水曜日
コダマ コーポレーション訪問



社長さんにお会いするのは1年ぶり2度目ですが,あいかわらず迫力のある方で,日本の製造業の中ではなかなか口にできないようなことをハッキリとおっしゃっていました.見学する設備としては,先ほどの加工技術研究所を考えているということで,センター南から車で10分ほどの距離にある現地を実際に見学させていただきました.ここで,今年3月に学部を卒業してコダマ コーポレーションに就職したFY君に会うことができました.私は,彼に係わった計算機は全て壊れたという印象が強く残っています.就職先でもそんなことになっていないか少し心配していましたが,幸いにもそのようなことはないようなので安心しました.加工技術研究所に配属されてから,複合加工機を使った加工を勉強しているということで,練習のために本人が加工したサンプルを見せてくれました.見事に加工されていて,たいしたものだと思いました.
結果として,見せるものは多くはないですが,機械は最新ですし,全ての機械が動いているところを見せていただければ問題ないということで,来年2月末に交流会を開催することが決定しました.興味のある方は,是非,参加をご検討ください.ただし,基本的に同業者はお断りということなので,CAD/CAMベンダーの方の見学は難しいと思います.
最近,卒業生に会う機会が多いですが,誰もが卒業したときの顔つきのまま,がんばって仕事をしている様子を見聞きすることができて,指導教員としては安心させていただいています.

第6回型技術基礎講習会



講習会に参加して,機械加工の不具合は前工程から検討・改善しないといけない,という考えを再認識しました.最近のCNCは色々な補間をやってくれるようになり,CAMが出力したNCデータの不具合を何とかしてしまう機能が提供されていますが,本来は,NCデータに不具合があるとわかっているならNCデータを改善するのが必然であり,CNCで何とかしてしまうというやり方は,NCデータにこだわってCAMを開発してきた者としては感心できません.また,CAMが問題のあるCLを出力してしまうのは,CADデータの不具合が原因であることも多いのですが,このことは意外と認知されていないようです.後工程が前工程に問題提起せず,文句を言いながらもなんとかしてしまうのは,あまり良くない進め方だと思います.
#ここまで書いて,自分の研究室のことが心配になってきました.
講習会修了後,司会を務められたKB大学の先生に連れられて,ビル最上階にあるナイスな日本料理の店でお疲れさま会となりました.大通りを走る車の明かりがきれいで,印象的でした.
最後に案内されたラーメン屋で,最近なんとなく恒例となりつつあるフィニッシュ麺類となりましたが,今までに食べたことがないくらいさっぱりとした潔い味でした.飲み会の締めには最適なラーメンだったと言えるでしょう.










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