
早速,読ませていただきましたが,写真やイラストが多いなど,とても読みやすく,1時間半ほどで読み終わりました.もちろん,私は機械加工を専門にしているので,知らないことがなかったのは当然です!(知らないことがあったら,冷や汗ものです…) しかし,知らないことがないからスラスラ読めるというものではありません.私は,何も知らない人でも最後まで読むことができて,読んだ後に知ったことを試してみたいと思わせることが「入門書」の役割だと思っています.この本は,まさに初心者を機械加工の世界に手引きするものです.
しっかりとした先生が監修して,機械加工を知っているプロがイラストを描き,加工を生業にしている職人さんが,実際の機械,工具,作業の様子などの写真を提供する.良書になるのは必然といえます.研究室に配属された新人に,「とりあえず,これを読んでみなさい」と手渡せる本が登場しました.
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