私は,他愛のないモノの写真を撮って,ブログなどに掲載するのが好きなのですが,必ず,モノの横にスケールを添えるようにしています.これは,大学で配属された研究室内で徹底されていた方針で,すっかり癖になってしまいました.日常的なものであれば,一緒に写っているモノの大きさと比較することによって,おおよその大きさは分かりますが,研究などの場合,一般的なモノと一緒に撮るのは不自然なので,スケールと一緒に撮ることが基本となっています.
例えば下の写真は,我が家の今晩のおかずの素材となったゴーヤです.スケールが分からないように,テーブルの上で単独撮影してみました.長さは何ミリに見えるでしょうか? Facebookに 「(問題)このゴーヤの長さは,何ミリでしょう?」 というコメントを添えて,この写真を投稿してみたところ,180mm,220mm,260mm,350mm,といった回答が寄せられました.
答えは 「380mm」 です.1本100円以下という値段にもかかわらず,あまりの大きさに圧倒された妻が,2本も買ってきたうちの大きな方です.まな板からはみ出してしまうほどでした.知らないモノの大きさは,さすがに分からないと思いますが,よく知っているモノでも,今回の野菜などのように,大きさが決まっていないモノの大きさは分からないでしょう?
どんなモノでも,誰もが知っているという保証はありません.というわけで,私はどんなモノを撮影する時でも,スケールを置き続けたいと思っています.不器用者と,笑いますか? 今晩のゴーヤチャンプルーは,圧倒的なゴーヤの緑が前面に出てくるような感じとなりましたが,少々苦いながらも,美味しくいただきました.夏野菜はいいですね.残りの1本も,美味しくいただきたいと思います.
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