2013年9月25日水曜日

小さな「WIN-WIN」を積み重ねる

が,私がバイブルとしている本 「暮らしの絵本 お仕事のマナーとコツ」 の冒頭に載っている 「お仕事10か条」 の第10条でした.『自分と仕事相手のどちらか一方が得をするのではなく、ともにプラスになるのが 「WIN-WIN」。これは大きなビジネスの話だけではありません。大きな仕事も必ず小さな仕事に分解することができます。身近な仕事で「WIN-WIN」を積み重ねることが、大きな「WIN-WIN」に繋がるのです。』 という解説が添えられていました.

 仕事相手が苦しんでいることも顧みず,自分の事だけ考え,権力を笠に着て,無茶な仕事をさせる.仕事相手は,いつか,その人から離れていくでしょう.そして,その人は,別の仕事相手に対して,同じことを繰り返す.不幸なエンディングが訪れることが分かっているのに,大声を出しながら遊んでいるゲームみたいなものですね.

 続けるためには,一緒に登って行かなくてはいけない.仕事やプロジェクトは,登山のようなものだと思います.助けあえば楽になるが,誰かが脱落すれば,最後は独りで登らなくてはならなくなる.たとえ独りになっても,最後に頂上に立てればよい,というようなエゴイスト的な人がいるかもしれませんが,そうやって登った山から下りた日常に居場所はあるんでしょうか?

 私は,一緒に努力してくれる人と,お互いを高め合いながら山に登り,最後は頂上で喜びを分かち合いたい.そうやって,幾つもの小さな山をクリアしながら,大きな山に挑戦し続けたいと思います.

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