2014年2月20日木曜日

世間は正しい

が,今日20日の 『松下幸之助 日々のことば 「道をひらく」』 のことばでした.「いい考えを持ち、真剣に努力を重ねても、なかなか世間に認められないときがある。そんなときには、ともすると世間は間違っている、冷たいと思いがち。しかしそれでは、みずからの向上は望めない。世間は長い目で見れば正しく暖かい、そう肝に銘じつつ、精一杯の努力を重ねたい。」 という解説が添えられていました.

 確かに,世間と組織の両方に認められないのは,すべて,当人の責任だと思います.では,世間と組織の,どちらに認められたらよいかと考えると,やはり,世間に認められた方がよいのではないでしょうか? なぜかというと,やはり,世間の判断基準は総合的なものだと思いますし,所属している組織での活躍も,世間の評価項目に含まれているハズですから.
 一方,どんな組織も世間に比べれば小さなものですから,世間よりも簡単に権力を手に入れることができるみたいです.限られた小さな世界の中でも,他人を組み伏せるのは楽しいみたいですね… 本当に,楽しいんですかね? 私には,まったく理解できませんが(嘲笑)

 またまたまた,今日のことばの主旨からズレてしまいましたが,多くの人に認められるような生き方をしたいということです.広く活動しようと思うと,専門性が薄くなりがちですが,それならなおのこと,専門家は狭い世界に閉じこもらず,自分の考えを広く発信しなければならないと思います.結局,世間に対しても,組織に対しても,力を入れなければならないということです.本当に,厳しい時代だと思います.

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