2015年2月10日火曜日

学生も研究室の経営者

 今日の13時から,明後日の修論審査会で発表する学生3名の予行演習を行いました.私の前で彼らが練習するのは,今回で3回目です.15分でも足りない内容を,13分に収めることが一番大変だったみたいですね.どの内容をカットするか,取捨選択の方向性に若干(?)の食い違いはありましたが,最終的には発表する本人の考えを尊重することにしました.大丈夫だと思います,たぶん.

 14時30分からは,卒研生の発表を初めて確認させてもらいました.全員,スライドの入れ替え,追加,削除などを指示しました.本格的に練習するためには,スライドを確定しなければならないので,金曜日までにもう一度見せてもらうことにしました.まだまだ油断は禁物です.しまっていこう!

 昨日,院生が学部生全員のスライドを,1人あたり1時間もかけてチェックしてくれたそうです.多少,私の意見と食い違いがあったようですが,私が今日のチェックで最後まで冷静にコメントすることができたのは,事前に彼らが指導してくれていたおかげです.確か,卒論本体や概要などの原稿もチェックしてくれているハズです.

 そして,このような先輩から後輩への指導が,毎年,きちんと引き継がれていることが本当に素晴らしく,有り難いことだと思っています.卒研生をきちんと卒業させるということは,研究室がなすべき重要な成果の一つです.その成果に貢献してくれている大学院生は,研究室のトップマネジメントに参画しているエグゼクティブであると認識しています.このような彼らの存在と行動を当然のことと思わず,感謝する気持ちを忘れたくないものです.

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