に出席するために,平成27年7月21日火曜日の午後は,「京都リサーチパーク」 内に設置されている 「京都大学デザインイノベーション拠点セミナースペース」 に行って来ました.今年の10月に開催される国際会議の会場にもなっているということで,事前に確認しておこうとも思っていました.JR嵯峨野線の丹波口駅から西へ徒歩5分というアクセスの良さもさることながら,抜群の環境に溜息が出ました.会場となった9号館の1階には,STARBUCKS,TSUTAYA,7-11が入っていました.研究とは関係ないと思われるかもしれませんが,ないよりはあった方が良いに決まっています.本当に,羨ましいですね!
14時から始まった研究会は,最初に委員長のMTBR先生が,10分ほどKRPの自慢話をした後,京都大学学際融合教育研究推進センターの先生が,「ICTの医療応用最前線 ~ ことばで先制する医療~」 という題目で講演されました.電子カルテ文章の言語解析による自動副作用検出システム,SNSを用いたインフルエンザの流行把握まど,収集したビックデータの医療応用に関する話題でした.特に,最後の語彙能力を認知症の判定に用いるという取り組みには興味を持ちました.
15時45分からは,大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻の先生が,「再生医療におけるコトづくり」 という題目で講演されました.再生医療用途の細胞・組織の生産に関する内容でした.究極のマス・カスタマイズ製品だと思いました.時間の関係で,具体的な生産システムの内容が少なかったのが残念でしたが,システム開発だけではなく,法整備や規格化など事業化に必要な様々な事に対して真摯に取り組まれている様子に大変感銘を受けました.
今回の委員会は,「医療分野における生産技術と情報技術のビジョン」 という企画でしたが,生産システムに関係することが多く,大いに刺激を受けました.今後の研究・教育活動に生きると思います.アレンジいただいたMTBR先生に感謝いたします.
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