今日は 「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」 を見学するために,京王線芦花公園駅南口から徒歩5分のところにある 「世田谷文学館」 に行って来ました.
私は,浦沢直樹の漫画を全て読んだというわけではありません.エンディングまで知っているのは,「YAWARA!」,「MASTERキートン」,「MONSTER」 の3作品ぐらいで,コミックスを持っているのは 「MASTERキートン」 だけです.でも,「MASTERキートン」 は,一生読み続けるだろうと思っているくらい大好きな漫画です ⇒「m-shige's log: MASTER キートン」.なので,この展示会が近所で開催されるということを知って以来,見学することを楽しみにしていました.
正直,とっても辺鄙なところにある博物館での展示会なので,比較的ゆっくり観れるだろうと思っていたのですが,押し合うというところまでではないにしろ,自分のペースで観れるという余裕はないほどの盛況でした.
『本展では、単行本一冊丸ごと分の原稿展示をはじめ、ストーリーの構想メモ、ネーム、秘蔵のイラストやスケッチ、少年時代の漫画ノートまで、浦沢直樹のペン先の熱量に触れることができる膨大な手稿を公開する。』 というコンセプトでしたが,「MONSTER」 の最終巻を一冊丸ごと読んでしまうはめになってしまいました.この作品,やっぱり,キケンだ.
「鬼才・浦沢直樹」 やっぱり私は,この人が描くキャラが好きなのだということを実感しました.どのキャラも表情豊かで個性的,思わず感情移入してしまいます.そして,そう思わせる圧倒的な画力.本当に素晴らしいと思います.
しかし,一番感銘を受けたのは,その凄まじい原稿量です.展示してある一冊丸ごとの原稿だけでも大壁四枚分,それを何冊分,何作品分描いたのだろう? と考えただけでも,気が遠くなる思いでした.漫画家という職業は,本当に大変だと思いました.
帰宅後,1年前に買った 「MASTERキートン Reマスター」 を読みなおしてしまいました ⇒「m-shige's log: MASTERキートン Reマスター」.もしかすると,これまでに読んだことのない作品を大人買いすることになるかもしれません.おそらく,この展示会を鑑賞したら,私みたいになる人が多いのではないでしょうか? 浦沢直樹のコミックスの売上が伸びたら,この展示会の影響だと思います(笑)
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