2016年3月28日月曜日

日光東照宮をリバイバル

 平成28年3月27日(日)は,夫婦で 「日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)」 を参拝しました.私は,中学校の時の修学旅行が日光でした.2日目のいろは坂,中禅寺湖,華厳の滝,竜頭の滝,湯滝,戦場ヶ原などを観光したことは覚えているのですが,初日に見学したハズの日光東照宮の記憶が,まったく,ありません.日光東照宮がどのようなところかきちんと確認しておく必要があると思い,今回,再訪することにしたというわけです.

 前日に宿泊した鬼怒川温泉から ⇒「m-shige's log: 鬼怒川温泉をリバイバル」,10時発の直通バス 「日光・鬼怒川エクスプレス」 に乗って,約40分で日光東照宮の西参道に到着しました.この直行バス,とっても便利だ! 丁寧に教えてくれた東武の車掌さんに感謝! さっそく,表参道側にまわって,東照宮の見学を開始しました.

「上神庫(かみじんこ)」の想像の象
 眠り猫や三猿など,特定の彫刻だけがもてはやされるのは,どうかと思いました.他にも,はっとするほど見事な彫刻がたくさんあります.まあ,作者が有名ということもあるのだと思いますが.
「神厩舎(しんきゅうしゃ)」 の三猿
眠り猫.国宝なんだそうだ.
「唐門」 一瞬,これが陽明門かと思った(笑)
奥宮の 「鋳抜門(いぬきもん)」  素晴らしい鋳物でした.
 最後に,「本地堂(薬師堂)」「鳴龍(なきりゅう)」 を見学しました.ここも中学の修学旅行の時に見学したと思うのですが,当時の記憶はサッパリ.案内の人が,龍の頭あたりの下で 「拍子木(ひょうしぎ)」「チョーン」 と叩くと,「びょん びょん びょん…」 という感じの共鳴音がはっきりと聞こえました.これは印象的な内容なので,絶対に記憶に残ると思うのですが,その記憶がないということは,当時は聞こえなかったのでしょう.見学のシステムも,当時とはずいぶん変わっているようです.

御朱印もゲット!
 日光東照宮をリバイバルしてみた感想は,ここは大人の観光スポットだということです.中学生レベルでは,日光東照宮の凄さは分からないと思いました.例えば,これだけの社殿群が,わずか1年5ヶ月の工期で完成したということがどれだけすごいことか,中学生には理解できないのではないでしょうか.だから,中学校の修学旅行で日光東照宮を見学するのは止めましょう.これは,日光東照宮の記憶を喪失していた私の自己弁護です(笑)

「陽明門」 は修理中…:
 何はともあれ,ほとんど初めてという実感だった日光東照宮の参拝を全うすることができて,満足することができました.久しぶりに大混雑の観光で疲れたので,次回は平日に参拝したいです.ヘタレですみません.

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