「この世界の片隅に」 というアニメーション映画が話題になっています.「こうの史代」 という漫画家は知りませんでしたが,ヒロシマと原爆に関係する内容だということなので,是非観に行きたいと思っています.
映画を観た知人が,原作に忠実だが展開が早いので,先に原作を読んでおいた方がよいというコメントをしていたので,密林を覗いてみたところ,前作として 「夕凪の街 桜の国」 という漫画があるということを知りました.しかも,400近くのコメント数.これはよほどのものに違いないと思ってKindle版を購入,昨日の大阪出張の新幹線の中でずっと読んでいました.
二代にわたる人物関係をきちんと理解するために,何回か読むことになると思います.絵柄はやさしいけれど,とても悲しい内容でした.最後の著者の 「あとがき」 も心に染みました.作者も言っているとおりオチのない物語ではありますが,だからこそいつまでも心に残るのだと思います.この漫画を読もうと思った自分を褒めてあげたい.
実は 「この世界の片隅に」 も上中下全三巻をKindle版で購入して読了しました.この漫画も色々と感じることがありましたが,ベクトルが少し違うように思います.私は 「夕凪の街 桜の国」 の方が印象に残りました.
「この世界の片隅に」 の感想については,映画を観た時に投稿したいと思います.
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