先週の日曜日,調布パルコの5階にある書店を徘徊していると,文芸雑誌のコーナーで 「青春と読書」 というミニコミ誌みたいな雑誌を発見しました.表紙に 「集英社の読書情報誌」 とあるので,集英社の新刊を紹介する広報誌みたいなものかと思いながら少し読んでみたところ,エッセイや小説の連載もあって,ページ数の割に充実している.値段を見てみたところ,なんと定価90円! これで元取れるのか? とりあえず買って読んで見ることにしました.レジのお姉さんが 「89!?円,です...」 と驚いていましたが,それはそうだろうと思いました.
著者のインタビュー記事が充実していました.どうやら,この雑誌のメインテーマみたいです.私は物書きの人の考え方に非常に興味を持っているので,大変参考になりました.また,ご指導をお願いします.
深澤真紀という人のエッセイ 「女としてちゃんとする、がわからない」 は,まるで妻のことを言っているような内容で思わず苦笑.世の中には似たような人が居るものだなあ,と安心してしまいました.私はエッセイを読むのはかなり好きです.駅などで配布されている鉄道会社の情報誌も,エッセイを楽しく読ませていただいています.
連載小説は,話の途中から読むのは辛いのでほとんど読み飛ばしましたが,藤島大氏が書いている早稲田大学ラグビー部の小説 「北風」 はフォローできそうです.この人のラグビー関係の著作は,ほとんど読んでいます.まあ,暑苦しい文章ですよね(笑)
一番の収穫は,池上彰氏の連載記事 「世界を動かす巨人たち」 でした.[経済人編] 第6回となる今回の巨人は,アマゾンCEOの 「ジェフ・ベゾス」 でした.ベゾス氏の生い立ちから現在までの経歴が,とても分かりやすい文章で解説されています.次回の巨人が楽しみです.
などと思った時点で,この読書情報誌の来月号の購読が決定してしまいました.送料無料で定期購読もできるみたいですが,入手できる書店が近所にあるということで,しばらく様子見です.Webで調べてみたところ,同じような情報誌が各出版社から発行されているみたいなので,少しずつチェックしていこうと思います.
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