2018年6月4日月曜日

平成三十年六月の生命の言葉

 今日の昼下がり,気晴らしに布多天神社を参拝して,一昨日と同じことを祈念してきました.境内はすっかり夏の雰囲気でした.これから梅雨になるなんて信じられません.

 東京都神社庁が毎月発行している格言集 「生命の言葉」.平成三十年六月の言葉は,江戸時代の国学者・文献学者・医師 「本居 宣長(もとおり のりなが)」 でした.

 尋常(よのつね)ならず すぐれたる
 徳(こと)のありて可畏(かしこ)き物を
 迦微(かみ)とは云(いふ)なり

「普通でない優れたところがあって、恐れ多いものを神という。」 古事記を研究し著した『古事記伝』中で、日本人が古くから持っていた「神」に対する考え方を述べたもの。 という説明が,リーフレットの裏に書いてありました.なんとなく悔しいですけれど,確かにそうかもしれませんね.

「神道知識の誘(いざな)ひ」 として 「大祓(おおはらへ)」 の説明が書いてありました.日々の暮らしを中で知らず知らずのうちに,わが身の内外に降り積った悪しきものを祓い清め,無病息災を祈る神事は今月末ですね.心身を清浄で生命力に満ちた状態に戻して,続く半年間を新たな気持ちで迎えたいものです.

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