2018年8月4日土曜日

マンションの消防訓練 2018

 今日の午前中は自宅マンションの消防訓練が実施され,夫婦で参加いたしました.東日本大震災,熊本大震災,最近では大阪で大きな地震が発生しており,有事への備えは一層不可欠となっています.共同住宅では「自助」のみならず「共助」が求められています.消防訓練を通して,マンション全体としての防災意識を高める必要があります.10時前に正面玄関に集合のアナウンスがあり,避難訓練としてエレベーターを使わず,階段で1階まで避難しました.

まず,水消火器を使った消火訓練が行われました.
・最初に火災であることを伝える
・初期消火は火が天井に届くまで
・退路を確保

<消化器の使い方>
① 火に近づいてから黄色の安全ピンを抜く.
② ホースを外し,ホースの先を持って火元に向ける.
③ レバーを握って放射.

 続いてエントランスに移動して,デモ機を使用したAED講習が行われました.心臓マッサージは30回を1セットとして,ポンプの動作を意識しながら5センチぐらい押し込むつもりで行う.AEDの電極パッドは粘着力が強いので,接着面どうしがくっついたらはがせなくなる.1枚ずつ確実に装着すること.基本的にスイッチを入れれば指示どおり作業すれば問題ない.

 次に,負傷した場合の三角巾の使い方を学びました.上腕部を負傷した時の止血,腕を骨折した時の提肘(ていちゅう)固定,頭部を負傷した時の止血,たたみ三角巾の作り方などを教えていただきました.正直,覚えられないと思いました.三角巾と一緒にマニュアルも保管しておいた方がよさそうです.

 質疑応答の後,最後に理事長の挨拶があり,訓練は終了となりました.参加者には5年保存水が1本ずつ配布されました.昨年と同様,とても有意義な訓練でしたが,今回教わったことを実際に災害が起こった時に確実に実行するには,年に1回の訓練で復習するだけでは足りないと思いました.大学の研究室の安全講習も検討しないといけません.

0 件のコメント: