2018年9月21日金曜日

西東京三大学「3大学協働基礎ゼミ」NC工作入門 三日目

 平成30年9月21日(金)は,東京外国語大学,東京農工大学,電気通信大学の西東京三大学の 「3大学協働基礎ゼミ」 で私が担当する 「NC工作入門」 の講義の三日目でした.講義としては最終回となる今日は,来週の28日(金)に行われる合同発表会で使うA0のポスターを作製する時間としました.

 初回の講義の時に,「機械加工について調べ,自分が面白いと思った事例を紹介する」という課題を出していたので,今日の講義の冒頭で発表してもらいました.今回のゼミまで工作機械のことをまったく知らなかったという学生が,的確な事例を紹介するのを見て舌を巻きました.どの内容もとても面白かったです.特に,素直な視点に感銘を受けました.出張講義などで紹介させてもらいます.

 ポスターの最後に,指導教員としての講評を掲載する約束をしていました.以下,二日目までの内容で書いたものです.
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講評(森重)
 このゼミでは,我々の生活の基盤ともいえるものづくりを支えている工作機械について知り,理解を深めることを目的とした.生活の中における工作機械,工作機械の歴史,工作機械産業の現状,工作機械の設計方針,工作機械を利用した自動生産技術などについて講義した後,工作機械を動かすためのNCプログラムを作成してもらい,シミュレーション・ソフトウェアで確認した後,小型のCNCフライス盤を用いて実際に加工を行った.
 各自で考えてきた2次元の絵や文字を加工したが,大きな問題もなく,予定していた時間内に全員の加工を終了することができた.各自が事前に準備をしてきた結果であり,意識の高さを実感することができた.加工が終わった学生に対する指示については,もう少し工夫が必要だったかもしれない.
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 調子に乗って書きすぎてしまったようで,だいぶ削除することになってしまいました(笑) ゼミ全体に対する講評の完全版については,報告書などで披露することにいたしましょう.

 自分は成果物を重視する方針なので,ポスターの内容については十分に検討してもらいました.あまり時間が取れませでしたが,素晴らしいポスターが出来上がったと思います.来週の合同発表会での彼らが発表する様子を見るのが今から楽しみです.

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