10月31日日曜日は,JIMTOF2010の四日目.私が幹事をしている日本機械学会 第4回 RC249研究分科会が,朝9時15分から東京ビッグサイトの会議棟7階で予定されていました.研究室で運営している学生向け企画,この日は研究室の学生は二人しかいなかったので,朝8時からぎりぎりまで準備を手伝ってから分科会の会場に向かいました.
今回の分科会の話題提供は3件,標準化研究,超精密加工機の開発,難削材の高速ミーリングなど,バラエティに富んだ内容でした.しかし,私は魂を東2ホールの入口側に置いてきてしまったようです.いつになく淡々と会の進行を務める私でした.
分科会終了後,学生向け企画のブースに戻ってみましたが,特に問題なく運営されている様子で,安心しました.昨日の土曜日はあまり見かけなかった子供連れですが,日曜日の今日は研究室のブースを訪れて,自分の書いた絵をキーホルダーにしたり,バーチャル林檎加工を楽しんだりする子供がたくさんいました.この企画の目的どおりに,笑顔で楽しんでいる子供達の姿を見て,大きな喜びを感じました.
13時に会議棟7階に戻り,日工会が学生向けに企画した「工作機械トップセミナー」の講演を聴講させていただきました.最初のヤマザキマザック株式会社 代表取締役社長の講演も,アニメーションを多用するなど,学生向けによく寝られた内容で,工作機械について教えている教員として大変勉強になりましたが,二番目に講演されたインダストリアルデザイナー 奥村清行氏の話にも,大変感銘を受けました.「ナマズであること」「質を追うな.量をこなせ」「MOON SHOT」 奥村氏の著作を,何冊か読んでみたいと思います.
奥村氏の講演を聴いた後は東地区に戻り,企業のブースを見学してまわりました.会期中,私が見学できるのは,この日の15時から17時までの2時間だけだろうと予想していました.実際に見学し始めると,色々なブースで知り合いの人に呼び止められて,お茶やお菓子を振舞われるなど,なかなか見学が進みませんでした.最後に訪れた島根の会社のブースでは,白ワインを2杯もご馳走になり,ほろよい気分で研究室のブースの片付けを手伝うことになりました.
夕方18時から,学生の時に所属していた電通大TU研究室のOB会が東京駅近くの丸ビル6階にあるもつ鍋屋で開催され,私も久しぶりに参加させていただきました.今は大阪大学に所属している主役のTU先生を含め,15人が集まりました.久しぶりにお会いした先輩もいて,学生当時のことを懐かしく思い出しました.疲れていたので,2次会は遠慮させていただきましたが,来年のOB会を楽しみにしております.
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