今日は,府中市にある
「高安寺(こうあんじ)」 を参拝しました.このお寺は,購入したガイドブック 「江戸東京の寺社 609を歩く 山の手・西郊編」 でも紹介されている,多摩地域を代表する古刹です.京王線・JR南武線分倍河原駅から旧甲州街道を府中に向かって歩いてゆき,右に見えてくる案内の看板のところから右に入ると,立派な三門が姿を現します.
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明治5年(1872年)に建てられ,左右に仁王像を配する山門 |
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享和3年(1803年)建立の拝殿も,存在感がありました. |
高安寺には,源頼朝の怒りを買い,鎌倉入りを許されなかった源義経と武蔵坊弁慶が京都に向かう途中,この地に居住した折り,大般若経を書き写すために境内にある井戸の水で墨をすったという伝説があり,今も
「弁慶硯(すずり)の井」 と呼ばれる古井戸跡が残されています.
帰路,府中駅に向かう途中にある
「大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)」 を参拝しました.この神社は,これまでに何度も参拝したことがありますが,寺社と真剣に向き合うようになった今,これまでとは違う何かを感じるような気がします.
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長い参道.こんなに長かったのか. |
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明治18年改築の拝殿 |
今回,初めて宝物館を見学しましたが,2階の部屋に展示してにあるものは見応え十分で,これまで見学しなかったことを後悔することになりました.武蔵国近隣六社の総社であることは,伊達ではありません.府中にも,良い寺社がたくさんありますね.しばらくの間,日曜日のお昼は近くの寺社を参拝したいと思います.
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