平成25年6月18日火曜日は,「型技術者会議2013」 の初日,実行委員会の一員として,8時30分に会場の大田区産業プラザPiOに到着,カメラマンとして写真を撮りながら,各講演室の確認,講演者のトラブル対応,型技術誌編集委員として秘密のお仕事などの後,11時からは理事会に出席と,くるくると踊るように動きまわった午前中でした.
13時からのオープニングセレモニーの後に行われた特別講演は,これまでの型技術者会議を踏襲して,従来の会員の皆様への満足度を上げるために練り上げられた 「金型祭りで座談会!ワッショイ金型~次世代自動車なのだから、次世代金型を作ろうよ!~」 国内自動車メーカの取締役4名の方に登壇いただき,日本の金型産業の将来について,パネルディスカッション形式で討論がなされました.
大変素晴らしい座談会でした.「人が組み上げることが前提となっている,フォード時代からのクルマの作り方を見直す」「材料を替えることによる新技術の創出」「大量生産向けではないが,十分なスペックを持ち,少量生産のお試しができる次世代金型」 やはり,一つのテーマについて,一角の人物ばかり4名の意見を聞けるというのは,大変な贅沢だと思いました.
そして,どなたも人材育成について,大変な危機感を持っていることが伝わってきました.とにかく挑戦すること.「本当に出る杭は,打たれてもなお出るのさ!」 与えられた枠にとらわれないこと.新しい価値を生み出すのが技術屋の仕事.本当にたくさんの気付きをいただきました.登壇者の皆様に,心より御礼申し上げます.
夕方から行われた懇親パーティーは,大盛況でした.最近,Facebook友達の中小企業の人達が,たくさん参加してくれるようになりました.本当に,ありがたいことです.大手メーカの方と中小企業の方が交流している様子を見ながら,この型技術者会議のミッションが明確に見えたような気がしました.実行委員長のTOKさんがおっしゃったように,毎年,ものづくりな人達が一堂に会して,ものづくりについて議論する場になればと思います.もはや,「金型」 という枠すら不要かもしれませんね.
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