今日の14時40分から,3年5学期に開講されている 「機構要素設計」 の時間を拝借して,学科同窓会組織 「通機会」 後援する,3年生を対象とした就職支援セミナーが開催されました.卒業生の方を講師に迎え,学生達が自身のキャリア設計について考えるきっかけになるような話をしてもらおうということで,昨年から行われている講演会なのですが⇒「m-shige's log: 人生設計第一(後援:通機会)」,今年は,現役でバリバリ仕事している卒業生に話してもらおうということで,第一弾は,2006年3月に専攻を修了して,現在は精密機器メーカでデジタルカメラのメカ設計を担当しているというOGの方に講師を依頼しました.
「カメラ設計6年目の仕事について」 という題目で,カメラにおけるメカ設計者の仕事内容について,自身の就職活動の振り返り,最後に,大事な業務であろう会社案内(笑)という構成の講演でしたが,すごく練習したのではないかと思うくらい,完成度の高いプレゼンでした.おまけに,大変,清々しかった.というわけで,聴講した学生からも,たくさん質問がありました.ただ,あまりにも淡々と話されていたので,仕事が楽なように感じられたかもしれませんが,業務内容は決して誰にでも出来るというようなものではなかったと思います.やはり,どのような仕事にも泰然と向き合うことが大事なのだということを感じました.仕事を選ぶ自由度の高い大学教員としては,実感する機会は少ないのですが,見習うべき姿勢だと思いました.
先月開催された 「型技術者会議2013」 の特別セッションの時にも感じたことですが⇒「m-shige's log: 型技術者会議2013二日目」,若い人が前向きに取り組む姿勢は刺激になりますね.聴講した学生にとっても,良い刺激になったのではないでしょうか.やはりOGの方の講演が予定されている来週の 「人生設計第二」 も楽しみです.
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