2013年7月29日月曜日

カラーレーザプリンタ今昔

 先々週,研究室内で共有し,唯一カラー印刷ができるカラーレーザプリンタ 「RICOH IPSiO Color 7100」 が不調となりました.印刷された用紙の裏に,黒いトナーがべったりと付着するという症状でした.備蓄してあった消耗品を,すべて交換してみましたが,直りませんでした.稼動中に「パリパリ」という異音がするので,どこかの機構が破損したのだと思います.物品共用簿を見ると,購入年月日が「平成15年1月6日」となっていますから,何度も修理しながら10年間も使ってきたことになります.十分に減価償却はしたであろうと判断し,新鋭機を導入することにいたしました.7100さん,長い間,本当にご苦労様でした.

 そして待望の新鋭機ですが,結局,同じメーカの 「RICOH IPSiO SP C731」 を選定することになりました.これまでの経緯から,絶対に違うメーカのものにしようと強く思っていたのですが,色々な項目について総合的に判断した結果なので,仕方ありません.A3用紙を印刷したいことと,A4で500枚近い枚数を印刷することがあることなどから,オプションの 「IPSiO 550枚増設トレイ C730」 を購入してA4用紙のトレイとし,300枚しか用紙を入れられない標準トレイはA3用紙のトレイとしました.導入は完璧です.

 初期設定をして早速使ってみましたが,まず,ずいぶんコンパクトになりました.7100は,プリンタというより印刷機みたいな感じでしたが,C731はプリンタに見えます.あたりまえですが.そして,起動が早い.電源投入してから,数十秒で使用することが出来ます.さらに,ファーストプリント(データ処理終了から排紙完了までの時間)は10秒以下.これまでのイライラ感から,完全に開放されました.そしてなんといっても,「両面印刷」が標準! これまで,両面カラー印刷の資料については,両面コピーができる学科共用のカラーコピー機を使っていましたが,これからは,いつでも,研究室内で処理することができます.これは本当に,革新的な出来事です.
 その他,色々な機能が付属していて,細かな設定が必要みたいですが,一度にやると嫌になってしまうので,気晴らしと考えて,少しずつ最適化していきたいと思います.「その程度のプリンタ,今どき,普通だよ.どうして,もっと早く検討しなかったの?」 という声が聞こえてきそう… 確かに,このプリンタ,すんごく安かったんです.見積りを見た時,「モノクロプリンタと間違えてんじゃないの?」 と思ったくらいですから.カラーレーザプリンタも,10万そこそこで両面印刷か… 時代は変わった…

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