2012年6月26日,虎ノ門駅の近くにある金刀比羅宮を皮切りに,神社仏閣を巡りながら,御朱印を集めるようになりました.きっかけは極めて単純です.書店で御朱印に関する本を見付け,何気なく開いてみたところ,紹介されている御朱印のあまりの素晴らしさに「ビビビ!」ときました.手当たり次第にというのはどうかと思いましたが,好きなお寺や神社の御朱印だったら集めてみたいと思い,早速,御朱印帳を入手して,神社仏閣巡りを始めてみたというわけです.
そのうち,週末にガイドブックを片手に都内や鎌倉の神社仏閣を巡ることが,何よりの楽しみになりました.地方へ出張した時にも,目的地の近くにある神社を参拝したりするなどしているうちに,これまでに参拝した寺や神社が200近くになりました.結果的に当初の思惑からは外れ,完全に手当たり次第の参拝となってしまいましたが(笑)中でも,2012年12月に広島へ出張した時に参拝した厳島神社と,2013年3月に夫婦で参拝した伊勢神宮は,特に強く印象に残っています.
今になって振り返ると,自分は子供の頃から,神社仏閣が好きだったような気がします.はっきりと自覚してはいませんでしたが,旅行などで自分が撮った写真は,なぜかお寺や神社の写真が多かったですし,一緒に行った友人からは,「お前は,いつも寺ばかり行きたがる…」 などと言われ,呆れられていたことを思い出しました(笑)
日常的にも,神仏と向き合うようになりました.職場である電気通信大学の近くにある布多天神社には,毎月一日に「朔日(ついたち)参り」をすることにしています.今では,外出から戻るときなど機会を見つけては積極的に参拝し,これまでのお礼や,ささやかなお願いをするようになりました.元旦の初詣をはじめ,節分祭,夏越大祓式・茅の輪神事,七夕祭,新嘗祭など,神社で催される行事の様子を眺めながら境内にたたずんでいると,季節が通り過ぎてゆくことを実感します.
数多く,何回も神仏と向き合うようになってから,自分の気持ちにも変化が起こりました.もやもやした気分の時,拝殿に向かい,きちんとお参りをすると,頭の中が整理されて,すっきりするような気がします.そのうち,参拝を通して,自分自身を客観視するようになりました.悪いことは自分の責任,良いことはおかげさま.自分の行動に対して,客観的な目線で,自分自身で評価できるようになりたい.境内,仏閣,仏像,御朱印,そして,それぞれの神社仏閣に関係する人々.神社仏閣巡りを通しての様々な出会いは,自分の気持ちのマイルストーンだと思うようになりました.
こんなことを書いていると,なんだか危ない人みたいに思われるかもしれませんが,私は極めて正気です(笑) むしろ,精神的には非常に良好な状態になってきたと感じています.…書けば書くほど誤解されそうなので,ここまでにしますが,これからも,新しい出会いを求めて,神社仏閣を巡り続けたいと思っています.
2013年10月8日火曜日
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