2013年12月21日土曜日

26年使ってきた時計とお別れ

 私が枕元に置いている目覚まし時計が,先週から調子が悪くなりました.ちょっとした衝撃でリセットされるようになり,「0月」 のように表示内容もおかしくなってしまいました.時刻合わせも思うように出来ず,手の施しようがない状態です.

 この目覚まし時計は,昭和62年(1987年)の10月8日に,父が知人の結婚披露宴の引き出物としていただいてきた 「DIGITAL CALENDAR」 です.高校生の時から26年間,ずっと私の枕元で時を刻んできました.人生の半分以上を,共に歩んできました.こんなに長く使ってきたものは,他に思いつきません.


 もう,どうにもならないと覚悟したとき,思わず天を仰ぎ,図らずも涙が溢れました.物が壊れて涙を流したのは,子供の時以来ではないでしょうか.自分の過失で壊れたわけではないことが,せめてもの救いです.年始に実家に連れ帰り,譲ってもらった時計が天寿をまっとうしたことを,父に報告したいと思います.

0 件のコメント: