2014年2月5日水曜日

平成25年度 修士論文審査会初日

 今朝は,昨晩の雪で真っ白になった奥多摩の山々が,朝日で紅色に染まった様子が,とっても綺麗でした.いつもより,山が近く,大きく感じました.

 今日と明日の二日間,私の所属する知能機械工学専攻では,修士論文審査会が行われます.私の研究室の学生3名の発表は,明日の午後となっています.今日は,他の研究室の学生の発表を聴いていました.発表と質疑をそつなくこなす学生もいれば,「これは相当先生に絞られただろうなぁ…」と感じる学生もいました.でも,どの学生も,しっかり指導してもらっているということはよく分かりました.私自身も,出来ることは精一杯してきたつもりですが,実際のところ,どうなんだろう? ちょっと,自信がぐらついています.
 ここ数年,良い意味でふてぶてしい学生を見なくなったような気がします.もちろん,審査をお願いしている立場ですから,鼻持ちならないような態度は論外ですが,「教えてあげよう」 みたいな上目線で発表する学生が,もう少しいてもよいと思っています.かく言う私は,かなりふてぶてしい学生だったと思います.今になって振り返ってみると,自分のテーマに関係する知識だけとんがっていただけでした.恥ずかしい限り,若気の至りです.しかし,自分のテーマに関することは,他の誰よりも考えぬいているという自負はありました.でもこれは,一つのテーマに専念している学生として,当たり前のことだと思います.
 明日発表する3名も,自分のテーマについて一番理解しているのは自分自身であるということを忘れず,自信を持って審査に挑んで欲しいと思っています.

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