2014年5月10日土曜日

第6回Kodatunoオープンセミナ

に参加するために,平成26年5月9日金曜日は,金沢大学角間キャンパスに行って来ました.駅からバスで35分,そこから迷子になって15分,大学は,遠くにあって,広いとこ.どうでもいいことですが.
駅ビルで食べた 「めかぶそば」

「Kodatunoは国産のマルチプラットフォームなオープンソースCAMカーネルを目指し開発中のソフトウェアです。」「本ソフトウェアの開発目的は、NURBS曲線/曲面に対する各種操作、演算関数を各種用意し、CAM開発者がこれら関数を組み合わせることによって、それぞれの目的に即したアプリケーションを構築することが可能となることです。」

 13時から始まったセミナは,Kodatuno とそのAPIの概要説明の後,持ち込んだPCに開発環境をインストールして,早速,サンプルアプリケーションを体験することになりました.非常に良く出来ていると思いました.R社が開発した今は亡き DESIGNBASE を参考にしたということですが,DESIGNBASE で博士論文のプログラムを作成した私は,抵抗なく入ることができました.
 最後に,ちょっとした課題を作成する形で開発作業を体験してみましたが,バリバリプログラミングしていた頃の記憶が呼び戻されるようで,近年にない集中力で作業している自分に驚きました.やっぱり,プログラムは楽しいですね!

 結論を言うと,Kodatsuno は使えると思います.「CAMカーネル」 を目指しているということで,APIやサンプルがCAMの開発に関連するものに整理されていて,無駄がありません.ゼロからCAMの開発を始めようとしている人には,是非,Kodatsuno を試してみることを薦めます.私は,自分が担当している大学院の講義で使えないかと思っています.
 ただ,もう少し使い込んでみないと断言はできませんが,より本格的なカッターパスを計算するような大規模アプリケーションには,ちょっと力不足かなと思いました.どのようなニーズに応えるものなのかを,明確にしていかなければなりません.

 19時からは,香林坊の居酒屋で技術交流会が開催され,金沢の大学や企業のみなさんと楽しく歓談しました.他の研究室の活動内容を体験することができ,大いに刺激になりました.色々と感じたので,少し整理してから,行動に移したいと思います.

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