崖から突き出た巨石が,幾多の災害でもビクともしないことから受験の神様として有名で,今でも合格祈願に多くの参拝者が訪れるそうです.本当にいつ落ちてもおかしくないように見えます.今回の震災でも,よく落ちなかったものです.
バスガイドさんの案内で,拝殿への階段を登り始めました.階段の途中に,「津波到達点」 の掲示がありました.こんな高さまで津波が!? 10m前後だったということですが,もっと高いように感じました.
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階段の中ほどの左にあるのが「津波到達点」の看板 |
津波到達点から,カメラを水平に構えて撮ったのが下の写真です.こんな高さまで水でいっぱいになったのです.周辺の集落は津波にさらわれてしまったということで,今は枯野となっていました.近づいて見てみると,塀や基礎の跡らしきものがなんとか確認できるだけでした.
この神社も,鳥居や社務所が津波で流されてしまったそうです.プレハブの社務所で御朱印をいただきました.この御朱印は,忘れられない御朱印の一つになりそうです.
釣石神社を出発し,北上川を渡ってすぐの左正面に,児童74人が死亡・行方不明となる悲劇があった 「大川小学校」 を見ることができました.とても写真を撮る気になれませんでした.橋のたもとの高台は花壇となっていて,綺麗な花が咲いていました.この悲劇については,部外者の私が軽々に意見することは控えたいと思います.
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