が,今日8日の 『松下幸之助 日々のことば 「道をひらく」』 のことばでした.『さらなる成功を求めるのなら、新たな工夫をしなければならない。だが新たなことへの挑戦には、どうしても失敗の危険がついて回る。その失敗を恐れて、ともすると昨日と同じことの繰り返し。それでは決して進歩、発展は望めない。失敗を恐れるより工夫のないことを恐れたい。』 という解説が添えられていました.いやはや,自分自身に当てはまりすぎて,耳の痛いおことばですわ.
大きな成功を得るためには,誰もやったことのない仕事に挑戦しなければならない.しかし,すぐに出来ることであれば,誰も手を出さないなんてことは考えられない.手付かずにあるということは,失敗するリスクが高いということだ.失敗することが許される組織は,とても少なくなったように感じる.研究開発をしなくなった企業が増えたことからも,そのことが理解できる.
結局,新しいことを発信するためには,失敗することが不可欠なのだ.自分が得た知識をまとめるのは研究者の仕事ではない,未知を切り拓くのが研究者の仕事だと公言してきた.にもかかわらず,出来ることばかりやっているし,そのように言われていることも自覚している.せっかく,大学という自由度の高い組織に所属しているのだから,もっと挑戦しなければいけないと思う.
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