2015年1月4日日曜日

父の菜園最後の冬

 平成27年1月3日土曜日の午前中,父と妻と私の3人で,父の菜園に行って来ました.雲ひとつない快晴で,富士山と大山がとっても綺麗でした.
 父がお世話になっている深谷通信所菜園は,今年の3月いっぱいで利用を終えることになっています ⇒「m-shige's log: 父の菜園最後の夏」.父が菜園で生き生きと活動している様子の写真を,いっぱいいっぱい撮っておきました.
ねぎを収穫する父
収穫した,超弩級ねぎ
収穫した白菜を処理する父
シンボル的な存在だった通信塔も,いつか,消えるでしょう.
 もう,新しい野菜は植えないで,収穫のみの状態にしているとのことでしたが,それでも,父のテリトリーは,白菜,キャベツ,ねぎ,大根,人参,かぶ,ブロッコリーなどの野菜でいっぱいでした.しかし,周辺を見渡すと,作物の緑色より土の色の方が目立つようになり,返還に向けた準備が進んでいる様子を実感しました.

 確かに,通信基地の存在は必要悪だったと思いますが,子供の頃から慣れ親しんだ風景が急速に変わっていく様子を目の当たりにして,少し寂しく思いました.私は,帰省する度に,父と妻と一緒に父の菜園に行って,私が手を出せないような作業を黙々とこなす父を尊敬の眼差しで見守ると同時に,元気な父の様子を確認して安心していたのですが,菜園を止めた後の父が心配です.父の新しい生きがいについて,真剣に考えなければいけないと思っています.

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