2016年5月31日火曜日

Linsen und Spatzle mit Saiten

 先週,ドイツのシュツットガルトで開催された国際会議に参加した時,初日の夜に中央駅近くのBreweryで夕食となりました ⇒「m-shige's log: CIRP-CMS 2016 1st Day」.料理を注文する時に,ボードに書いてあったメニューが読めず,一番上に書いてあった料理が適当な値段だったので,どんな料理なのかガイドの人に尋ねてみました.豆と何かとソーセージみたいな感じだったので,豆は好きだし,ソーセージは食べておきたいな,などと思い,それを注文したところ,量も内容も期待とは違ったものが出てきたので動揺してしまいました.

 左側の茶色い豆は及第でしたが,右側の黄色いものは卵料理らしく,ちょっと甘いというか,味が薄いような気がしました.中央にどーんと乗っていたソーセージは,なんだか抜けたような味わいでした.かなりのボリュームだったので,途中から飽きてしまいましたが,他の人に責任転嫁するわけにもいかず,もちろん,食べ物には罪はないので,注文した本人の責任ということで,なんとか完食しました.おそらく,食べ方が間違っていたのだと思います.強烈な敗北感が残りました.

 最終日,中央駅近くのデパ地下でお土産を物色していると,なんとその料理のマグネットが売っているではありませんか! 敗北の記憶とリベンジへの道標のために,思わず衝動買いしてしまいました(笑)

 上部に 「Schwabische」 と書いてありますが,これは 「Schwaben(シュヴァーベン)」 の形容詞形らしく(?),ドイツ南西部の地域のことみたいです.確かに,シュツットガルトは南西部です.
 下部に 「Linsen und Spatzle mit Saiten」 と書いてありますが,ドイツ語で 「unt = and」,「mit = with」 で,残りの単語の意味は以下のとおりです.

 Linsen:リンゼン,レンズ豆(こんな豆,知らん...)
 Spatzle:シュペッツレ,柔らかい卵麺の一種.
 Saiten:ザイテン,ソーセージ.

 結果,和訳は 「レンズ豆と卵麺,ソーセージ付」 ということになり,そのまんまという感じでした.最終日の夜に,どこかのレストランで再挑戦しようと意気込んでいたのですが,「ホワイトアスパラ」 の誘惑に負けてしまいました.ヘタレですいません... 今度,ドイツ南西部を訪れる機会があったら,このマグネットを持参して発注を確実にし,リベンジを果たしたいと思っています.食べ方を知っている人は,教えていただけると幸いです.

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