という本を,昨日,新宿の書店で購入し,夕方までに読了してしまいました.先週,NHKの朝のニュースで,この本のことを紹介していました.昨年,平尾誠二さんが亡くなったというニュースを聞いた時は,あまりに突然だったので言葉を失いました.ラグビーファンの私にとって,平尾さんは正しくヒーローでした.指導者になった平尾さんの言動からも,指導者として色々なことを教わりました.
そんな平尾さんと山中伸弥先生の関係を初めて知りました.「大人の男たちの間に生まれた、知られざる友情の物語。」 素晴らしい友情だと思いましたが,何よりも相手のことを思いやる二人の優しさに心を打たれました.こうなりたいと思っても,なかなかなれるものではありません.二人が成功したのは,何よりも本人の人柄があったのだということがよく分かりました.
また,二人の出会いの場となった2010年9月の対談を掲載した第3章の内容も素晴らしかった.「人を叱る時の四つの心得」,チームワークは「助け合い」じゃない,リーダーシップ論,「ミスしたらあかんモード」では勝てないなど,共感することが多かったです.超有名人な二人が,自分と同じような悩みを感じていることを知って,驚いたのと同時に,とてももったいないと思いました.こんな人達につまらないことをさせてはいけません.
2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップでは,私も日本チームを思いっきり応援したいと思います.
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