今日は11月の1日,布多天神社へ 「朔日(ついたち)参り」 に行って来ました.境内の銀杏も色づきはじめました.2週間後が見頃でしょうか.
今月の 「幸せ(しあわせ)おみくじ」 を引いてみようとしたところ,企画的なおみくじが 「ゲゲゲの鬼太郎おみくじ」 しか設置してありませんでした.普通の振りみくじでもよかったのですが,これも何かの縁だと思い,地元に密着したおみくじを引いてみることにしました.結果は 「小吉」 でした.私のこころにひそむ妖怪は 「一反もめん」 とのことです.良いのか悪いのか,よく分かりません.
一反もめん
全長:約10m(一反) 厚さ:0.5mm
空を飛ぶ布の妖怪。どんなわずかな風でも、その風にのって飛ぶことができる。のびちぢみ可能な皮膚におおわれていて、切れてもまた、トカゲのしっぽのように再生される。
東京都神社庁が毎月発行している格言集 「生命の言葉」.平成二十九年十一月の言葉は,室町期の能楽師,能の大成者,「世阿弥(ぜあみ)」 の言葉でした.
命には終りあり
能には果てあるべからず
『世阿弥著「花鏡」の一節。死は誰にでもくる避けられない宿命であるが、役者の能芸にはこれで良いという終点があってはならない。』 という説明が,リーフレットの裏に書いてありました.終点がないのは能芸に限らないのではないでしょうか.終点のあるものを具体的に挙げることができません.人間としては死だけだと思います.
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