坂本勇人に学ぶ

　今週，ジャイアンツのファンクラブの会報誌 「GIANTS CLUB G-Po MAGAZINE 2018 vol.3」 が送られてきました．7月16日の阪神戦で1500試合出場を達成した坂本勇人選手の単独インタビューが掲載されていました．

　私はどのチームにも好きな選手がいるのですが，ジャイアンツでは投手の菅野とこの坂本がダントツですね．ベイスターズもこの二人には本当に苦しめられています．逆に，この二人が味方の時は本当に心強いです．去年両親と一緒に東京ドームで観戦したドラゴンズ戦で菅野が投げたときは安心して見ていられたし，今年の６月に気まぐれに観戦した西武ライオンズとの交流戦で坂本が多和田から放った逆転３ランには本当に感動しました．

　インタビューは実に淡々とした受け答えで，坂本らしい？内容なのですが，その中で若手に対するアドバイスの話題がありました．

「気付いたことは言っています。技術的なことはあまりないですけど、取り組み方など、です。ただ、結局は自分が失敗して、どうやって成功するかを考えてやらないといけない。自分が結果を出して、周りにも認めてもらう。それしかないですよね。」「僕も取り組みや姿勢に関しては、気がついたことは言うようにしていますが、それをどう感じるかは、個人次第なので。」

　一見，冷めているように思われるかもしれませんが，若手とはいえ，相手もプロとして同じ立場なのだから，こう言うしかない，ということを正直に話していると思いました．本当は研究室の学生にも何かを感じて欲しいところなのですが，プロではないのでキビシイでしょうね．でも，結果を出して認めてもらうというところだけは，学生も社会人も関係ないと思います．