苦情叱責 得難いチャンス

が，9日の『【日めくり】2019年版 日々のことば 松下幸之助「飛躍」』のことばでした．「お客様からであっても、苦情を言われお叱りを受ければ気分はよくないし、腹も立つ。しかしお客様の苦情には、貴重な情報が隠されている。また、対処の仕方次第ではかえって縁が結ばれることになる。苦情叱責は謙虚に、喜んで受けたい。そしてそれを生かしたい。」 という解説が沿えられていました．英訳は，"Complaints and rebukes are hard-earned gifts." でした．

　私は，感情的だったり身勝手な苦情叱責でなければ，気分を害したりすることはありません．冷静に諭すようにアドバイスをいただけると，本当に恐縮してしまいます．たとえ間違った指摘であっても，そのように思わせた自分の態度を振り返る機会をいただいたと考えたいものです．

　でも，世の中には意見を批判と勝手に解釈して，「分かってない！」とあからさまに拒絶したあげく，見当違いな仕返しをしてくる人もいますからね．遺憾の極みです．こんな人には，意見どころか会話する気にもなれません．悪しからず．