令和元年9月5日(木)は精密工学会2019年度秋季大会の二日目,9時からの「多軸制御加工計測(1)」のセッションで座長をするために早めにホテルを出立,8時過ぎには会場の「静岡大学 浜松キャンパス」に到着して,工学部1号館の周りの工作機械と戯れていました.実に有意義な朝でした.
10時20分からの「多軸制御加工計測(2)」のセッションの最後には,我が研究室のSZK君が颯爽登場,「バベル工具を用いた自由曲面の5軸制御加工経路生成 -切れ刃の接触箇所の制御-」という題目で発表しました.とっても緊張していたみたいで,原稿読んでる感でいっぱいでした.質疑応答も今ひとつ噛み合っていませんでした.まあ,本格的な学会に参加したのは初めてということで,仕方ないと思いました.この経験を次の機会に生かして欲しいです.でも,発表後も色々な人からコメントいただいて,結果的に有意義な発表となりました.
お昼は「佐鳴会館 1階 会議室」に移動して,「第5回 OS連絡会」に参加しました.大会学術講演会講演時間短縮について説明があり,来年の春季大会からの実施が承認されました.これまで1件の講演の持ち時間が,20分から15分に短縮されることになります.たくさん話したいという方もいると思いますが,より多くの方に発表&聴講してもらうためには仕方ないと思うようになっていました.今後の経緯に注目したいと思います.
13時からは隣の「佐鳴会館ホール」に移動して「代議員会議」に参加しました.ほとんど報告事項でしたが,一番最後の会員数の推移を示すグラフを見て,とっても暗い気分になりました.
代議員会議終了後は,特別講演会と懇親会の会場となる駅前の「ホテルクラウンパレス浜松」に移動する途中で「浜松城」に立ち寄り,1時間ほど観光しました.現存の「野面積み」の石垣にとっても萌えました.やっぱり,お城はいいですねえ.記念品もゲットできて大満足でした.
特別講演会では,マツダ株式会社の専務執行役員の方が「SKYACTIVに込めるこれからのクルマづくり、守るべきもの、変えるべきもの」という題目で講演されました.「人と共に作る」マツダの独自性,またもや元気をいただきました.エンジンのエンジニアリング,心底すごいと思いました.
懇親会では,うな丼や浜松餃子などの浜松ご当地グルメを,浜松の地ビールと一緒に堪能しました.「Octagon Brewing」の「ハイミールIPA」が秀逸でした.良いクラフトビールと出会えました.明日までしっかり学会を全うしたいと思います.
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